F1 フェラーリ バーレーングランプリ 2018年のF1世界選手権
F1バーレーンGPのピットストップ時の事故で脚を骨折したキミ・ライコネンのメカニックのフランチェスコ・チガリーニがInstagramを更新。手術が成功したことを報告した。

キミ・ライコネンのピットクルーのなかでも経験豊富なメンバーであるフランチェスコ・チガリーニは、F1バーレーンGPのピットストップでマシンに轢かれて左足の脛骨と腓骨を骨折した。

キミ・ライコネンはピットシステムの信号が青になったことで発進したが、左リアタイヤを担当していたフランチェスコ・チガリーニともう一人のメカニックはまだタイヤ交換の途中であり、チガリーニはちょうどタイヤの前に立っていた。

タイヤに轢かれたフランチェスコ・チガリーニは映像でも骨折を確認できるほどの重傷を負い、バーレーン国内の病院で脛骨および腓骨骨折の手術を受けた。

「手術は成功しました」とフランチェスコ・チガリーニはInstagramに投稿。

「心配してくれた全ての人たちに感謝しなければなりません。とにかく心から感謝しています。ありがとう」

一方、ソーシャルメディアでは、ファンからキミ・ライコネンの今回のアクシデントに対する反応が冷たかったとして“世界一無感情な男だ”だと批判を集まっている。

ピットレーン上にマシンを停止させたキミ・ライコネンは、ステアリングをマシンに投げつけて怒りを露わにし、レース後のインタビューでは「彼の状態はわからない。彼にとっては好ましいことではない。僕は青になったら進む…それくらいしか言えない。レースをフィニッシュできなかったのは良くないけど、このようなことは時にして起きるものだ」と語っていた。

だが、レース後のプレスリリースでは「今日、ピットストップで僕たちのスタッフのフランチェスコに起こったことはとても残念だ。彼に申し訳なく思っているし、すぐに良くなることを願っている。誰かが怪我をするのは常に悪いことだ。でも、優秀な人が彼を治療してくれると確信しているし、すぐに回復することを願っている」と語っている。

また、フランチェスコ・チガリーニのInstagramにも「早く良くなれよ、相棒!」とコメントしている。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ