フェラーリ、2018年F1エンジンは新型シリンダーヘッドで挽回へ
フェラーリの2018年F1エンジンがダイナモで信頼性目標を達成し、新たなシリンダーヘッドのコンプセトへの取り組みも成果が出ていると Autosport が報じている。
2018年からF1ドライバーは年間3基のエンジンしか使用できなくなり、エンジンメーカーは最低でも7レース距離に耐えうるエンジンを製造しなければならない。
昨シーズン後半に予期せぬ信頼性問題に見舞われたフェラーリは、今季の063ユニットを昨年型のパワーユニットの進化版でシーズンをスタートすることを選択し、代わりに昨年と比較してパワーを低下させることなく寿命を延ばすことを目標に掲げているという。
だが、フェラーリの新任エンジン責任者のコッラード・ロッチは、エンジンサイクルのプレ燃料フェーズに役立つ新しいシリンダーヘッドをシーズン後半に導入するプログラムを進めているとされ、特にそれは予選モードでメルセデスに挑戦する手助けになるとされている。
エンジンは、昨年末に前任のエンジン責任者だったロレンソ・サッシが提案し、期待した結果を出せずに夏前に廃案となった合金鋼製のピストンコンセプトは採用していないという。ロレンソ・サッシは、そのような状況のなかでチームを離れ、ライバルのメルセデスに加入。まもなくガーデニング休暇を終え、近年のフェラーリの知識を持ってメルセデスでの作業を開始する。
フェラーリのエンジンへの取り組みは、オイル燃焼の更なる取締りを含めた2018年ルールの微調整によって激しさを増している。現在、F1チームは使用可能なオイルの種類を限定されており、パワーブーストを目的としてオイルを使用していないことを証明するために各レース週末にオイル使用量についての詳細をFIAに提供しなけばならない。
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ
2018年からF1ドライバーは年間3基のエンジンしか使用できなくなり、エンジンメーカーは最低でも7レース距離に耐えうるエンジンを製造しなければならない。
昨シーズン後半に予期せぬ信頼性問題に見舞われたフェラーリは、今季の063ユニットを昨年型のパワーユニットの進化版でシーズンをスタートすることを選択し、代わりに昨年と比較してパワーを低下させることなく寿命を延ばすことを目標に掲げているという。
だが、フェラーリの新任エンジン責任者のコッラード・ロッチは、エンジンサイクルのプレ燃料フェーズに役立つ新しいシリンダーヘッドをシーズン後半に導入するプログラムを進めているとされ、特にそれは予選モードでメルセデスに挑戦する手助けになるとされている。
エンジンは、昨年末に前任のエンジン責任者だったロレンソ・サッシが提案し、期待した結果を出せずに夏前に廃案となった合金鋼製のピストンコンセプトは採用していないという。ロレンソ・サッシは、そのような状況のなかでチームを離れ、ライバルのメルセデスに加入。まもなくガーデニング休暇を終え、近年のフェラーリの知識を持ってメルセデスでの作業を開始する。
フェラーリのエンジンへの取り組みは、オイル燃焼の更なる取締りを含めた2018年ルールの微調整によって激しさを増している。現在、F1チームは使用可能なオイルの種類を限定されており、パワーブーストを目的としてオイルを使用していないことを証明するために各レース週末にオイル使用量についての詳細をFIAに提供しなけばならない。
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ