フェリペ・マッサ (フェラーリ)
フェリペ・マッサが、F1モナコGPの印象を語った。チャンピオンシップは諦めたと報じられたマッサだが、これを否定。フェラーリとF60の改善に自信をみせた。

フェリペ・マッサ (フェラーリ)
スペインGPの後、僕が今シーズンに白旗を揚げたとの記事を読んだ。事実ではないし、それをはっきりさせておきたい。チャンピオンシップの状況がとても困難なのは明らかだし、これまでのポイントのギャップを考えても追いつくことがほぼ不可能という言うことはかなり現実的だと思う。だからといって、僕たちが諦めたということではない。僕たちはマシンに取り組み続けていくし、レースに勝ち、可能な限り良い状態でチャンピオンシップを終えるために全力を尽くすつもりだ。僕たちがネガティブな結果のときでも諦めるようなチームでないことは去年示しているはずだ。

バルセロナでのF60の挙動は、開幕戦と比べて完璧に違っていた。ずっとドライブするのが楽しいし、よい安定性があり、より多くのグリップと高いダウンフォースがあった。大きなステップだし、僕たちは困難なスタートのあと、僕たちが多くを改善できることを示した。たくさん働いてきたし、今回の結果は、次の新しいアップデートにむけて励みになった。

バルセロナで良いクルマは、どこでも良いと言われている。それが本当かどうかはわからないけれど、僕たちは再び競争力をつけたと言える。マシンは完璧ではないし、完璧なマシンなんてない。僕たちは、特に硬めのタイヤでの1周目に問題を抱えている。前進はしたけど、まだ十分ではない。

トラックで特にテストをせずにバルセロナにあのような大きなパッケージの改善を持ち込んだことで、金曜のフリー走行はとても重要だったし、それらの改良のすべてを効果的に理解しなければならなかった。先週の良いニュースは、F60が最終的に競争力があると思えたことだ。マラネロやトラックで懸命に作業してくれたみんなに感謝したい。悪いニュースは、僕たちにまだ信頼性の問題があり、キミがリタイアしなければならなかったこと、そして、僕の両方のピットストップで、タンクに燃料が完全に入らないという問題があったことだ。何が起こったか理解しなければならない。最近、テストをして、マラネロで多くの分析を行っているけど、まだ最終的な結論には至っていない。コントロールラインを越えるために、ガソリンをセーブして速度を落とさなければならず、2つも順位を譲らなければならなかったことにはとてもフラストレーションを感じた。さらに左フロントホイールのカバーを失ってしまった。トラックで多くのアップデートを持ち込んだとき、特に過去のようにトラック上でテストができないときは信頼性に問題が出るかもしれないということが立証されてしまった。

ここからが始まりだし、新しい規約によってレースの前にクルマを走らせることができない。でも、シミュレーターがある。クルマの代わりにはならないけど、それでも次のグランプリに備えるには良い機会だ。今週中にモンテカルロでのレースに向けて作業を行っているトリノのCRFを尋ねるつもりだ。

クルマの競争力が上がったことは事実だけど、モンテカルロはまったく異なるサーキットなことはわかっている。比較できるのはシンガポールだけだね。前にも言ったように、F60はモナコに合うと思っている。大幅な改良も持ち込むしね。オーバーテイクがほぼ不可能なことを考えると、良いグリッドでスタートするために、予選のために良いセットアップを見つけなければならない。

今回のレースではKERSは役に立たないだろうと言われているけれど、僕たちのクルマのプロジェクトはKERSありきで生まれたのでモナコでもKERSを使うと思う。あんなギャップが小さいなか、しかもあんな短いサーキットでKERSが決定的になるなんて変だよね。スペインのようにさらなる前進ができると期待しているよ。

開催日程:2009年 F1 モナコGP

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ