フェラーリ、フィアット・クライスラーから分離・上場

フィアット・クライスラー・オートモービルズは、イタリアのフィアットと米国のクライスラーが統合して誕生した新会社。フィアットの子会社だったフェラーリもグループ傘下に入っていた。
今回、フィアット・クライスラー・オートモービルズは、2015年内にフェラーリを分離・独立させ、株式10%の上場を目指す。残りの80%はFCAの株主に分配され、10%は創業者エンツォ・フェラーリの息子でグループの副会長を務めるピエロ・フェラーリが保有する。
フェラーリの株式は、米国と欧州で上場する予定。フィアット・クライスラー・オートモービルズのセルジオ・マルキオンネCEOは「FCAは2014-2018年の事業計画の達成を目指している。FCAとフェラーリが別々の道を進むことは適切な判断だ」と述べた。
カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ