アンドレア・アニェッリ
フェラーリのトップがまた交代するかもしれない。

最近、長年フェラーリの社長を務めたルカ・ディ・モンテゼーモロが退任し、親会社であるフィアット・クライスラーCEOのセルジオ・マルキオンネがその座を引き継いだことが大きく報道された。

しかし、フェラーリの組織改革の動きはこれで終わりではないかもしれない。

ルカ・ディ・モンテゼーモロの退任の噂が現実となった頃、イタリアで大きな影響力を持つフィアット創設者のアニェッリ一族のメンバーが、その動きを支持する発言をしていた。

フィアットの顔ともいえるジャンニ・アニェッリを伯父に持ち、イタリアセリエAのユヴェントスの会長を務めるアンドレア・アニェッリは、改善を目指す努力の一環としてフェラーリが“新しい人材を求める”のは"正しいこと"だと発言していた。

イタリア紙 Libero は、すでにフィアットの取締役会メンバー入りを果たしている38歳のアンドレア・アニェッリが、ルカ・ディ・モンテゼーモロの長期的後継者としてフェラーリの会長に就任する準備が整いつつあるとは報じた。

この噂はユヴェントスの元チーフであるルチアーノ・モッジによって確認された。

「聞いたところによると策略に富むフィアットの戦略家たちは、フェラーリ再生を実現するためにアンドレア以上の適任者はいないと考えているようだ」とルチアーノ・モッジは述べた。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ