フェラーリ
F1オーストラリアGPでペース不足というよりもむしろタイヤマネジメントで順位を失ったフェラーリだが、F138のスピードを改善するために懸命にプッシュしなければならないと考えている。

キミ・ライコネンは、他のフロントランナーができなかった2ストップ戦略を働かせて開幕戦の勝利を手にした。

フェルナンド・アロンソは、より従来的な3ストップ戦略を採ったドライバーのなかではトップであり、フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、キミ・ライコネンのパフォーマンスが今年は1発の速さよりも一貫性が重要かもしれないことを示していたと認める。

「7番手から1位でフィニッシュしたクルマと5番手から2位でフィニッシュしたクルマを見た」とステファノ・ドメニカリはコメント。

「それは今年タイヤマネジメントが重要であることを意味している」

「だが、もしそれができて、ポールからスタートすることができれば、完璧なシナリオだ」

ステファノ・ドメニカリは、今年はタイヤ状況が複雑な戦略を生み、中団チームが上位争いに絡んでくる可能性があると考えている。

オーストラリアでは、エイドリアン・スーティルがレース中盤に順位を落とすまで、表彰台でフィニッシュしたドライバーを抑えていた。

「1年の要素として、特定のクルマ感にかなり大きなギャップを見ることになるかもしれない」

「おそらく予選でトップ10に入らなかったクルマは、レース中のトラフィックを前提としたタイヤ戦選択をするだろう」

「それは有利になることもあれば、そうならないときもある。だが、重要なポイントになる可能性がある」

だが、ステファノ・ドメニカリは、天候の影響を受けたオーストラリアGPの週末からあまり多くのことを読み取るに注意を促している。

「今回はまだ初レースなので、慎重になる必要がある。今後数レースでは、理解力、レース準備、タイヤマネジメントという点で多くのことが変わっていくだろう」

「戦略は重要だが、フィニッシュできなければポイントは獲れないので、我々はまだあらゆる点で信頼性に重きを置いている」

「我々のメカニックが素晴らしい仕事をしているのを見れて嬉しく思っているし、それは非常に重要なことだ」

「最終戦まで非常に激しいチャンピオンシップになるのは間違いない」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ