ジュール・ビアンキ
フェラーリは、フォース・インディアのリザーブドライバーに就任したジュール・ビアンキに「幸運を祈る」とエールを送った。

フォース・インディアは、2012年のリザーブドライバーとしてジュール・ビアンキを起用することを発表。ジュール・ビアンキは、少なくとも9戦で金曜フリー走行に出走する予定となっている。

フェリペ・マッサと同じニコラス・トッドがマネジメントを務めるジュール・ビアンキは、2010年のフェラーリ・ドライバー・アカデミー設立時から同アカデミーに所属。2010年、2011年とフェラーリから若手ドライバーテストに参加し、昨年はフェラーリのテストドライバーを務めており、フェリペ・マッサの後任候補に名前を連ねているフェラーリの秘蔵っ子だ。

「ジュールは、フェラーリ・ドライバー・アカデミーの一員のままだ」とフェラーリは公式声明でコメント。

「今回の任命は、より多くのF1経験を積む素晴らしいチャンスであり、スクーデリア・フェラーリの全員が彼の幸運を祈っている」

フォース・インディアは、ライバルメーカーであるメルセデス・ベンツのエンジンを搭載するチーム。メルセデス・ベンツのエンジンは、KERS+DRSを持ってしても抜きにくい強力なエンジン。フェラーリは、ジュール・ビアンキをフォース・インディアにレンタルすることで、F1経験を積ませるだけでなく、メルセデス・エンジンの情報も得られるかもしれない。

フェラーリは2月3日にマラネロで新車発表会を開催するが、ジュール・ビアンキは、同日シルバーストンで開催されるフォース・インディア VJM05の発表会に出席する。

関連:ジュール・ビアンキ、フォース・インディアのリザーブドライバーに就任 - 2012年1月28日

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / ジュール・ビアンキ