山越陽悠がFIA F3で日本人初ポール獲得 ウゴチュクウを0.015秒差で抑える

最終的に山越のタイムを上回るドライバーは現れずFIA F3で日本人初となるポールポジションを獲得。決勝ではポールポジションから初優勝を目指す。
予選中盤のアタックが決勝点
予選序盤はノア・ストロムステッドがプラクティスの勢いそのままにトップタイムを記録したが、その後は加藤大翔、アレッサンドロ・ジュスティ、トゥーカ・タポネンが次々と首位を更新した。
タポネンは1分21秒775をマークし、ストロムステッドに0.084秒差をつけてトップに浮上。ジュスティ、加藤、レ・カナトがトップ5に続き、各車はソフトタイヤ2セット目のアタックへ向かった。
その中でVAR勢はライバルより早めにコースイン。山越は1分21秒730までタイムを縮めて暫定トップに立った。チームメイトのブルーノ・デル・ピノはアタックを中止して10番手を維持し、エンツォ・デリニーは12番手まで順位を上げた。
終盤の猛追を退け初ポール
セッション終盤はターン3、ターン4へ続く長いDRS区間でスリップストリームを得るため、各車がコース上でポジション争いを展開した。ART勢はクリーンエアを確保したものの、山越のタイムには届かなかった。
最後のアタックではウゴチュクウがタイムを更新し、首位との差を0.015秒まで縮めて2番手へ浮上。一方、加藤はタイム更新を狙った最終アタックで最終コーナーでスピンを喫し、順位を上げることはできなかった。
加藤7番手 中村9番手
予選2番手はウゴチュクウ、3番手はタポネン。TRIDENT勢はストロムステッドが4番手、フレディ・スレーターが5番手となった。
6番手はジュスティ、7番手は加藤、8番手はりー海夏澄、9番手には最終アタックでタイムを更新した中村仁、10番手はペドロ・クレロが続いた。
11番手はエルネスト・リベラ。12番手のジェームズ・ウォートンはリバースグリッド方式により、土曜日のスプリントレースをポールポジションからスタートする。
FIA F3第4戦オーストリア大会のスプリントレースは、現地時間27日10時05分(日本時間17時05分)にスタートする予定だ。
VARはライバル勢とは異なるタイミングで2回目のアタックを行う戦略を採用し、その判断が的中。山越は終盤の猛追を退け、FIA F3初のポールポジションを手にした。決勝ではポールポジションから初優勝を狙う。
カテゴリー: F1 / FIA F3
