FIA F2合同テスト2日目 宮田莉朋のカーリン僚友ゼイン・マロニーが最速
FIA フォーミュラ2選手権の2023年ポストシーズンテストが2日目を迎え、宮田莉朋は79周を走行。ロダン・カーリンでチームを組むゼイン・マロニーが、午前中のセッションでソフトコンパウンドタイヤを使用して1分35秒783を記録し、水曜日の最初のセッションをトップで終えた。

午後には、現F3チャンピオンのガブリエル・ボルトレトがインヴィクタ・ヴィルトゥオージ・レーシングをトップに立たせ、1分36秒381を記録し、ヤス・マリーナ・サーキットでのプレシーズンテスト最終日にむけて最速ドライバーとなった。

午前
ストップスタートで始まった初日とは対照的に、コース上での走行はスムーズで、ゼイン・マロニーはすぐに1分36秒台に入り、早々にトップに立った。ロダン・カーリンのドライバーのタイムを破ったのは、ミディアムタイヤで1分36秒607までタイムを縮めた新加入のアンドレア・キミ・アントネッリだった。

初日のストップスタートとは対照的に、コース上の走行はスムーズで、ゼイン・マロニーがすぐに1分36秒台を記録し、序盤でトップの座を獲得した。ロダン・カルリンのドライバーのタイムは、新人のアンドレア・キミ・アントネッリがミディアムタイヤで1:36.607にタイムを縮めた。

デニス・ハウガーは2番手につけていたが、MPモータースポーツのドライバーは30分弱の走行でソフトタイヤを装着してトップに浮上した。その後、ノルウェー人ドライバーは、1分35秒954を記録し、このテストで初めて1分35秒台に入れた。チームメイトのフランコ・コラピントもこれに続き、ハウガーに0.159秒差の2番手をマークし、開始1時間でMPモータースポーツの1-2となった。

ジョゼップ・マリア・マルティがMP勢に割って入りし、カンポス・レーシングがトップタイムからわずか0.030秒差で2番手となり、マロニーが1分35秒783で1番手に復帰した。

次にビクター・マルタンスもタイムを更新して順位を上げ、中間地点でロダン・カーリンにコンマ1秒差まで迫る2番手となった。

午前中の残りのセッションはロングランが中心となり、マルタンスは2日目の午前中のセッションで最も忙しいドライバーとなった。チェッカーフラッグが振られるまでに59周を走った。

FIA フォーミュラ2選手権 ポストシーズンテスト2日目 午前

POSNoドライバーチームBESTLAPS
13ゼイン・マロニーMaloney - Rodin Carlin1:35.78338
26ビクター・マルタンスART Grand Prix1:35.88859
31デニス・ハウガーHauger - MP Motorsport1:35.95448
425ジョセップ・マリア・マルティCampos Racing1:35.98452
55ザック・オサリバンO'Sullivan - ART Grand Prix1:35.99354
67アンドレア・キミ・アントネッリPREMA Racing1:35.99548
72フランコ・コラピントMP Motorsport1:36.01341
811ジャック・クロフォードDAMS1:36.05441
922ピエトロ・フィッティパルディvan Amersfoort Racing1:36.06748
1014ガブリエル・ボルトレートInvicta Virtuosi Racing1:36.07252
1124アイザック・ハジャーHadjar - Campos Racing1:36.10042
128オリバー・ベアマンPREMA Racing1:36.10153
1316ジョシュア・デュルクセンPHM Racing1:36.31842
1420リチャード・フェルシュフォーTrident1:36.37933
1512ファン・マヌエル・コレアDAMS1:36.38237
169ポール・アーロンHitech Pulse-Eight1:36.59946
174宮田莉朋Rodin Carlin1:36.63742
1810アムーリ・コルデールHitech Pulse-Eight1:36.67944
1923ラファエル・ヴィラゴメスvan Amersfoort Racing1:36.86744
2021オリバー・ゲーテTrident1:37.07837
2115クッシュ・マイニInvicta Virtuosi Racing1:37.16325
2217ジョシュア・メイソンPHM Racing1:37.26141

FIA フォーミュラ2選手権 ポストシーズンテスト2日目 午後

午後
午後はマロニーが1分39秒653でトップに返り咲き、最初の45分間の走行をリードした。

その後、MPのペアがそれぞれ1番手と2番手に浮上し、ハウガーが1分38秒280を記録し、コラピントを0.278差でリードした。

その直後、PHMレーシングのジョシュア・デュルクセンがターン2でストップしたため、この日最初の赤旗が提示された。

午後のセッションも残り2時間あまりとなり、走行が再開された。クシュ・マイニは、MPモータースポーツのドライバーの中で最初に1分38秒台に入り、インヴィクタ・ヴィルトゥオージ・レーシングのインド人ドライバーは1分38秒425を記録して2番手につけた。

エンツォ・フィッティパルディはハウガーとの差をさらに縮め、ヴァン・アメルスフォールト・レーシングの22号車でトップタイムから0.117秒差まで迫った。

2日目も残り1時間半を切ったところで、この日2度目の赤旗が提示された。今度は、ザック・オサリバンがターン7でARTをコース上にストップさせた。

グリーンフラッグのコンディションに戻ると、マイニが1分37秒9のタイムを記録。1分37秒983を記録し、午後のセッションで38秒台を切った最初のドライバーとなった。

その後、オリバー・ベアマンが1分37秒437で総合最速となり、2番手のマイニに0.5秒の差をつけた。

その後、ボルトレトが1分37秒206を記録して1分37秒206を記録し、ベアマンとアントネッリの2台のプレマとともに、残り30分の走行で何度もリードを交わしたが、1分36秒381を記録してセッションを最速で終えたのはマクラーレンのジュニアドライバーだった。

最多周回数を記録したのはアマウリー・コーディールで、74周を走行して午後のセッションを終えた。

FIA フォーミュラ2選手権 ポストシーズンテスト2日目 午後

POSNoドライバーチームBESTLAPS
114ガブリエル・ボルトレートInvicta Virtuosi Racing1:36.38153
28オリバー・ベアマンPREMA Racing1:36.89139
322ピエトロ・フィッティパルディvan Amersfoort Racing1:36.91947
47アンドレア・キミ・アントネッリPREMA Racing1:36.92354
52フランコ・コラピントMP Motorsport1:36.97850
623ラファエル・ヴィラゴメスvan Amersfoort Racing1:37.28052
715クッシュ・マイニInvicta Virtuosi Racing1:37.50226
821オリバー・ゲーテTrident1:37.68359
920リチャード・フェルシュフォーTrident1:37.82243
101デニス・ハウガーHauger - MP Motorsport1:38.28052
1112ファン・マヌエル・コレアDAMS1:38.29655
1211ジャック・クロフォードDAMS1:38.69364
133ゼイン・マロニーMaloney - Rodin Carlin1:39.32045
146ビクター・マルタンスART Grand Prix1:39.41366
1524アイザック・ハジャーHadjar - Campos Racing1:39.41460
165ザック・オサリバンO'Sullivan - ART Grand Prix1:39.41871
1710アムーリ・コルデールHitech Pulse-Eight1:39.46674
184宮田莉朋Rodin Carlin1:39.63637
1925ジョセップ・マリア・マルティCampos Racing1:39.73058
2016ジョシュア・デュルクセンPHM Racing1:40.00625
2117ジョシュア・メイソンPHM Racing1:40.10050
229ポール・アーロンHitech Pulse-Eight1:40.35272


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カテゴリー: F1 / FIA F2