2017年F1マシンはシャークフィンが復活?
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2017年のF1マシンは、リアウィングが低くワイドになる。昨年のウィングは高さ950mm×幅750mmだったが、今シーズンは高さ800mm×幅950mmとなる。
その変更により、大部分のマシンのリアウィングは、フロントアスクルとサスペンションを抜けた空気によって発生する乱気流に苦しむことになる。
2008年にレッドブルがRB4に導入した“シャークフィン”は、特にコーナーリング中にリアウィングから離れた乱気流をそらす働きをした。だが、2010年を最後に姿を消している。
皮肉にも、2017年に最もそのルートを辿る可能性があるのはレッドブルだ。高い傾斜角を採用したレッドブルのマシンは、フロントからの乱気流を軽減させ、リアウイングの下にシンプルな気流を通す。
現時点で最初に発表される2017年F1マシンは、2月21日のルノーとなる。翌日にはフォース・インディアとメルセデス、そして、24日にはフェラーリとマクラーレン・ホンダが新車を発表。レッドブルはまだ発表日を明らかにしていない。
2017年 F1マシン 発表スケジュール
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カテゴリー: F1 / F1マシン