F1ドライバー パワーユニット使用状況 (F1日本GP終了時点)
F1 第17戦 日本GP終了時点での各F1ドライバーのパワーユニット使用状況を振り返る。

F1レギュレーションでは、各ドライバーあたり5基のペナルティを使用することができる。そして、パワーユニットを構成する6つのコンポーネントのどれかひとつが6基目に達した時点で10グリッド降格ペナルティが課せられ、2つ目以降のコンポーネントは5グリッド降格となる。

ホンダのホームレースである鈴鹿で苦戦を強いられたマクラーレン・ホンダは、決勝レース前にジェンソン・バトンにアップグレード版パワーユニットを投入することを決断。バトンは6つのコンポーネント全てを6基目にし、35グリッド降格のペナルティを科された。

初日には、キミ・ライコネン(フェラーリ)が、内燃機関、エネルギーストア、コントロールエレクトロニクスを交換。また、ルイス・ハミルトン(メルセデス)が日本GPで5基目のバッテリーとコントロールエレクトロニクスを投入。

ケビン・マグヌッセン(ルノー)は内燃機関、ターボチャージャー、MGU-H、MGU-Kを5基目にした。トロ・ロッソは、ダニール・クビアトが内燃機関とMGU-K、エナジーストアを交換し、カルロス・サインツもMGU-Kを4基目にしている。

またハースの2台がバッテリーとコントロールエレクトロニクス、マーカス・エリクソン(ザウバー)がバッテリー、ダニエル・リカルド(レッドブル)がコントロールエレクトロニクスを交換。フェリペ・ナッセ(ザウバー)は、4基目のMGU-Kの封を切った。

2日目にはカルロス・サインツがバッテリーとコントロールエレクトロニクスを5基目にしている。

チームドライバーICETCMGU
-H
MGU
-K
ESCE
メルセデスルイス・ハミルトン688655
ニコ・ロズベルグ444444
フェラーリセバスチャン・ベッテル666444
キミ・ライコネン555555
ウィリアムズフェリペ・マッサ333333
バルテリ・ボッタス333333
レッドブルダニエル・リカルド444434
マックス・フェルスタッペン444435
フォース・インディアニコ・ヒュルケンベルグ333333
セルジオ・ペレス333333
ルノーケビン・マグヌッセン555534
ジョリオン・パーマー555534
トロ・ロッソダニール・クビアト544444
カルロス・サインツ554455
ザウバーマーカス・エリクソン564344
フェリペ・ナッセ555434
マクラーレン・ホンダフェルナンド・アロンソ899777
ジェンソン・バトン66666
マノーパスカル・ウェーレイン333335
エステバン・オコン444433
ハースロマン・グロージャン454444
エステバン・グティエレス454444
ICE … 内燃機関(エンジン)TC … ターボチャージャー
MGU-H … 運動エネルギー回生システム
MGU-K … 熱エネルギー回生システム
ES … エネルギー貯蔵装置(バッテリー)
CE … コントロールエレクトロニクス


このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1マシン / F1日本GP