2016年 F1バルセロナテスト 1回目:周回数&走行距離

4日間にわたってカタロニア・サーキットで行われたテストでは、ザウバーを除く10チームが新車を投入。シェイクダウンを含めた初期テストのため走行距離を重ねて、データを収集することが重要なテストとなった。
圧巻だったのはメルセデス。ドライバー別でもルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグが1位と2位に名を連ね、二人の合計で675周(3142km)を走破。
メルセデスは、タイムこそトップを記録することはなかったが、今回のテストではソフトタイヤを使用しておらず、そのポテンシャルは計り知れない。
ライバルとなるフェラーリは353周(1643km)とチーム別では中位。逆にラップタイムでは3日間のトップタイムを記録している。
最も少ない周回数だったドライバーは、ルノーの新人ジョリオン・パーマーの79周。前半2日間にトラブルが多発したことが原因だが、逆にケビン・マグヌッセンは3番目に多い264周を走り込んでいる。
新規参入のハースは二人合せて281周(1308km)を走り込んでいる。
マクラーレン・ホンダは後半2日間でトラブルが多発。257周の走行にとどまった。走行距離ではメルセデスの1名のドライバー分にも満たず、マノーとそれほど違いはなく、この数字がシーズンの結果に繋がらないことを願うばかりだ。
ドライバー別 周回数&走行距離
| ドライバー | 周回数 | 走行距離 |
|---|---|---|
| ルイス・ハミルトン (メルセデス) | 343周 | 1596km |
| ニコ・ロズベルグ (メルセデス) | 332周 | 1545km |
| ケビン・マグヌッセン (ルノー) | 264周 | 1228km |
| フェリペ・ナッセ (ザウバー) | 236周 | 1098km |
| マックス・フェルスタッペン (トロ・ロッソ) | 231周 | 1075km |
| カルロス・サインツ (トロ・ロッソ) | 216周 | 1005km |
| バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ) | 214周 | 996km |
| ダニエル・リカルド (レッドブル) | 199周 | 926km |
| マーカス・エリクソン (ザウバー) | 196周 | 912km |
| セバスチャン・ベッテル (フェラーリ) | 195周 | 907km |
| ダニール・クビアト (レッドブル) | 170周 | 791km |
| エステバン・グティエレス (ハース) | 168周 | 782km |
| フェリペ・マッサ (ウィリアムズ) | 163周 | 758km |
| キミ・ライコネン (フェラーリ) | 158周 | 735km |
| ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ) | 135周 | 628km |
| アルフォンソ・セリス (フォース・インディア) | 133周 | 619km |
| リオ・ハリアント (マノー) | 129周 | 600km |
| パスカル・ウェーレイン (マノー) | 125周 | 581km |
| フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ) | 122周 | 567km |
| ロマン・グロージャン (ハース) | 113周 | 526km |
| セルジオ・ペレス (フォース・インディア) | 101周 | 470km |
| ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア) | 99周 | 460km |
| ジョリオン・パーマー (ルノー) | 79周 | 367km |
チーム別 周回数&走行距離
| チーム | 周回数 | 走行距離 |
|---|---|---|
| メルセデス | 675周 | 3142km |
| トロ・ロッソ | 447周 | 2080km |
| ザウバー | 432周 | 2010km |
| ウィリアムズ | 337周 | 1754km |
| レッドブル | 369周 | 1717km |
| フェラーリ | 353周 | 1643km |
| ルノー | 343周 | 1596km |
| フォース・インディア | 333周 | 1550km |
| ハース | 281周 | 1308km |
| マクラーレン・ホンダ | 257周 | 1196km |
| マノー | 254周 | 1182km |
ドライバー別 周回数&走行距離
| エンジン | 周回数 | 走行距離 |
|---|---|---|
| メルセデス | 1639周 | 7629km |
| フェラーリ | 1513周 | 7043km |
| ルノー | 712周 | 3313km |
| ホンダ | 257周 | 1196km |
カテゴリー: F1 / F1マシン
