2013年 F1
バルセロナでの最終F1プレシーズンテストが終了し、メルセデスとレッドブルに異なる理由で注目が集まっている。

バルセロナテスト最終日は、ニコ・ロズベルグのメルセデスがトップタイムを記録。前日にはルイス・ハミルトンも1分20秒台でトップタイムを記録している。

一方のレッドブルは、セバスチャン・ベッテルが8番手タイムでテストを終えた。

「誰もがメルセデスが速いと言っている。一貫して速い」と Auto Motor und Sport のマイケル・シュミットは述べた。

レッドブルのヘルムート・マルコは「少なくとも一発の速さがある。だが、少なくとも我々は彼らをとても真剣に捕らえなければならない」とコメント。

マクラーレンのスポーティングディレクターを務めるサム・マイケルも「ハミルトンとロズベルグはあらゆる状況で速かった」と同意する。

一方、チャンピオンチームであるレッドブルのバルセロナでのパフォーマンスには疑問が投げかけられている。

セバスチャン・ベッテルは、完全に冷静というわけには見えなかった。

「単純にタイヤが十分に良くなかったので、変更を評価して、クルマの正しい方向性を見つけるのがかなり難しかった」とセバスチャン・ベッテルは O Estado de S.Paulo にコメント。

「新しいパーツは必ずしも望んだようには機能していない」

チームメイトのマーク・ウェバーも「もう2週間テストが必要だけど、そうすることはできない」と付け加えた。

だが、一部の関係者は、レッドブルはまだメルボルンにむけて本性を隠していると考えている。

「彼らはずっと計略を隠していた」とフェリペ・マッサは述べた。

ニコ・ロズベルグも「ライバルの一部はごまかしていたと確信している」と考えている。

だが、レッドブルのチームオーナーのディートリッヒ・マテシッツでさえ、「タイヤは全員を少し悩ませていると思う」と心配しているように聞こえる。

ヘルムート・マルコは「全てが計画通りに行ったわけではない。今はデータを分析していく時間だ」と付け加えた。

Speed Week の技術専門家ゲイリー・アンダーソンは「それでもベストカーはレッドブルだと思う。だが、メルセデスは大きな印象を残したし、ロータスも信頼性に問題を抱えていたが上位にいると思う。マクラーレンに関してはわからない」と述べた。

フェラーリはどうか。テストを終えたフェルナンド・アロンソは、F138が昨年よりも「200倍」良いと述べた。、

フェラーリのテストドライバーを務めるマルク・ジェネは「レースに勝てるチームはいくつかある。僕はフェルナンドがクルマに満足しているのを知っている」と述べた。

「撮影日に走ったけど、グリップは多かった。僕たちの想像していた位置にいるけど、他チームについてはわからない」

キミ・ライコネンは、2013年の勢力図は昨年とそれほど変わらないと予想している。

ニコ・ロズベルグのベストタイムに匹敵することはできたかと質問されたキミ・ライコネンは「間近だっただろうね」と MTV3 のキャスターに笑いかけた」

マクラーレンのサム・マイケルもその意見に同意する。

「ラップタイムをから見て、シーズンは信じられないほど接戦になるだろう」

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カテゴリー: F1 / F1マシン