サーブ買収を断念したジェニイ・キャピタル
ジェニイ・キャピタルは、サーブ売却の入札を取り下げたことを発表した。

ルクセンブルグの投資会社ジェニイ・キャピタルとF1の最高権威者バーニー・エクレストンによるコンソーシアムは、今月初め、サーブ買収のオファーを出していた。

しかし、ジェニイ・キャピタルは25日にリリースを発表。サーブ売却を断念したことを明らかにした。

「残念ながら、ジェニイ・キャピタルは本日、サーブ入札過程のタイミングが将来に向けた強固なビジネス基盤ととなるための必要条件とは相容れないとの結論に達した」と述べた。

この結果、サーブは閉鎖されるかスパイカー・カーズに売却される可能性が高まった。

25日に正式にGMのCEOに就任したエドワード・ウィテカーは、「サーブ買収についてスパイカーとの交渉が進んでいる。しかし、今朝発表できるような契約はない。変化があればお伝えする」と述べた。

スパイカーはすでにGMとの契約を結んだという噂がるが、スパイカー側はサーブ買収についてGMと依然交渉中であるとしている。

ジェニイ・キャピタルは、先月ルノーF1チームの株式の大部分を買収し、バーニー・エクレストンおよびF1へ関与している。

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カテゴリー: F1 / バーニー・エクレストン