F1:バーニー・エクレストン、人種政治のチェイス・キャリーに反撃
元F1最高責任者のバーニー・エクレレストンは、F1内の新しい人種政治の動きに対して後継者のチェイス・キャリーに反撃した。

かつて40年にわたってF1を取り仕切ってきたバーニー・エクレストンは、最近CNNのインタビューで反人種的活動を行っているルイス・ハミルトンについて意見を求められた。

バーニー・エクレストンは、ルイス・ハミルトンの取り組みに関しては称賛しつつも、より多くの黒人の若者とモータースポーツ界に導くことを目指して設立された『Hamilton Commission』の影響力について疑問を呈した。

その中でバーニー・エクレストンは「多くのケースにおいて、白人よりも黒人の方がより人種差別的だ」と発言して物議を醸した。

6回のF1ワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、バーニー・エクレストンの発言を「無知で教養に欠ける」と激しく批判した。

また、現在チェイス・キャリーとリバティ・メディアが運営しているF1はさらに進んで、バーニー・エクレストンは「彼はF1や社会の中で何ら役割を持たない人物」だと声明で述べた。

「エクレストン氏は、2017年に我々の組織を去って以来、F1で何の役割も果たしていない。彼の名誉会長という肩書は尊称的なものであり、2020年1月に失効している」

今回の人種差別的発言によって、バーニー・エクレストンは、グランプリへの参加を禁止されることが示唆されている。

「私は彼らにそうすることはお勧めしない」とバーニー・エクレストンは Daily Mail に語った。

「彼らはロシアでそれを試したいかもしれません。だが、私はおそらくパスを手に入れることができると思う」とロシアのウラジミール・プーチン大統領からF1ロシアGPにしばしば招待されているバーニー・エクレストンは付け加えた。

また、チェイス・キャリーに関しては、妻のウェンディがドナルド・トランプ大統領を支持していることが明らかになったことで彼女のTwitterアカウントを削除したことが報じられている。

バーニー・エクレストンは、チェイス・キャリーが新しい反人種差別基金に100万ドル(約1億円)を寄付したことを批判した。

「彼らはアメリカでのイベントのために突然この人種差別の事柄に飛びついた」とバーニー・エクレストン。

「現在、チェイスは100万ドルを投入している。これは、メカニックをゴーカートに乗せるには十分だ」

「おそらく彼は株主が望むことをすることに集中すべきだ。新型コロナウイルスは彼にとって好都合だった。それによって彼は達成していないすべてを非難することができた」

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カテゴリー: F1 / バーニー・エクレストン / チェイス・キャリー / リバティ・メディア