F1 バーニー・エクレストン ニキ・ラウダ
元F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、今週水曜日にウォーンで行われるニキ・ラウダの葬儀には出席しない。

今月20日(月)、3度のF1ワールドチャンピオンであるニキ・ラウダが逝去。F1モナコGPの国歌斉唱前にはドライバーがニキ・ラウダのトレードマークだった赤いキャップをかぶり、ニキ・ラウダのヘルメットを囲んで1分間の黙祷を行った。

ブラバムのチームオーナーとして1978年と1979年にニキ・ラウダを起用したバーニー・エクレストンは、3度のF1ワールドチャンピオンに哀悼の意を示しつつも、友人の葬儀には出席しないという彼の方針を変えるつもりはない語った。

「ニキが死んだのを見たくはない。私にとって彼は生きている」とバーニー・エクレストンは Bild にコメント。

「4月の終わりにファビアナと一緒にファビアーナにいるニキを訪問した。彼がどれほど弱っているかに気付いた。我々は彼が通常の生活に戻れないことを知っていた」

ニキ・ラウダとバーニー・エクレストンは、エクレストンがF1の最高経営責任者を退いた後も頻繁に連絡を取り合っていた。そして、ニキ・ラウダは休憩時間の大部分を過ごしたイビサの家を買うようバーニー・エクレストンを納得させた。

バーニー・エクレストンとファビアナは、ニキ・ラウダが肺移植を受けた後の回復期間中にイビザにいるニキ・ラウダを訪問し、彼の妻ビルギットと大晦日を過ごした。

その時のニキ・ラウダの健康状態について「改善しているように思えた」とバーニー・エクレストンは語った。

「その後、ニキは突然悪化していった。私たち全員がそうであるのと同じくらい悲しいが、彼がもう苦しむ必要がいのは、彼にとって良いことだと私は思っている」

ニキ・ラウダの葬儀は、ウィーンのシュテファン大聖堂で行われる。葬儀にはオーストリアのアレクサンダー・ファン・デル・ベレン大統領が出席するとされている。

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カテゴリー: F1 / バーニー・エクレストン