F1 バーニー・エクレストン シルバーストン
元F1の最高権威であるバーニー・エクレストンは、シルバーストンの買収を試みたが、売却の意向はないと伝えられたと述べた。

昨年、シルバーストンの責任者は、以前のオーナーとの間で締結したF1開催契約の解除条項を行使。現在の契約下では2019年がF1イギリスGPの最後のレースとなっている。

シルバーストンの解除条項の行使は、より有利な条件で契約を結び直すための駆け引きだと考えられてる、新しい契約交渉は公的には進展していない。

F1イギリスGPの将来について質問されたバーニー・エクレストンは「開催されれば素晴らしいだろう」とコメント。

「彼らは契約を締結する可能性もあるが、損失や利益といったことをどのように分配するかについて何らかのアイデアを勧化出さなければならないと思う」

「シルバーストンは快適であるに違いない。彼らに売却したいかどうかを問い合わせた。買収する意向があったからね。だが、彼らは売りたくないと言った。彼らは関心を持たなかった」

「もちろん、レースが開催される可能性はある。いずれにしろ、彼らは売りたくないと考えている。彼らは快適に感じているということだろう。彼らはどうしても開催したいというわけではないよゆだ。だが、彼らはF1レースを開催するべきだ」

シルバーストンに対してどのような計画を立てていたかと質問されたバーニー・エクレストンは「そのように直接関与するようなことはなかっただろう」とコメント。

シルバーストン側もバーニー・エクレストンの提案についてコメントを控えている。

F1のCEOを務めるチェイス・キャリーは、シルバーストンとの交渉が決裂した場合、F1イギリスGPをロンドンでのストリートレースとして存続させる可能性を示唆している。

しかし、バーニー・エクレストンは、ロンドンでのグランプリ開催については懐疑的であり、かつて開催を試みたが現実的ではなかったと語る。

「我々もそれを検討した。8年か10年前くらいに全体的なことを検討したことがある」とバーニー・エクレストンはコメント。

「あまりに制約が多かったし、あまりにも複雑すぎた。バッキンガム宮殿を抜け、ロンドン中心部でレースを行なう詳細な計画を立てたことがあるし、あらゆることを検討していた」

「会議では、ウェストミンスター特別区や当時の市長に、これを実現するためには資金を見つける必要があるという説明した。そして、最後に彼らがどれだけの費用を投じるつもりがあるのかを聞いた」

「二人の答えは300万ポンド(約4億2600万円)だった。私は『それは今後数百回は開くことになる会議で消費するミネラルウォーター代程度の予算に過ぎない。この話はなかったことにしよう』と伝えた」

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カテゴリー: F1 / バーニー・エクレストン / F1イギリスGP