バーニー・エクレストン
バーニー・エクレストンは、2014年にメキシコシティでのF1開催について交渉していることを認めた。

メキシコではセルジオ・ペレスの成功により、F1に再び関心が集まっており、今年は同じくメキシコ人のエステバン・グティエレスが、F1デビューを果たす。

F1メキシコGPは、2006年にビーチリゾートのカンクンの市街地サーキットで開催される予定だったが、バーニー・エクレストンは、カンクン側が許可を得られなかったと述べた。

「我々はカンクンでレースをするつもりだった。我々は契約を結んでいたが、彼らは望んでいた許可を得ることができなかった」

「メキシコシティは、カンクンよりもレース開催地としてふさわしい」と述べた。

「『メキシコシティはどこにあるか?』と世界のどの都市で聞いても、メキシコにあるという答えが返ってくるだろう。カンクンはどこにあるかと聞いたら『わからない』という答えになるだろう」

レースは、1992年に最後にF1メキシコGPを開催したメキシコシティのアウトドローモ・エルマノス・ロドリゲスでの開催が有力だが、再開催するには数百万ドルの改修が必要となる。

メキシコのF1復帰に関しては、資産約720億ドル(約6兆7,550億円)と推定されるカルロス・スリムとの関連が噂されてきたが、バーニー・エクレストンは、カルロス・シルムがF1メキシコGPに資金を提供することはないと主張した。

「誰もがカルロス・スリムがレースに融資すると思っているが、彼は融資しない」と語った。

しかし、問題は、F1メキシコGPをタイトなF1カレンダーに詰め込むことだろう。

昨年は20戦が開催され、2014年にはロシアとニュージャージーが加わる。レース数はコンコルド協定によって20戦までに制限されており、シーズン中に20戦以上開催する場合は全チームの同意が必要となる。チーム側が同意しなかった場合、F1メキシコGPが導入されるとF1の歴史的中心地域から1戦を失うことになる可能性が高い。

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カテゴリー: F1 / バーニー・エクレストン