バーニー・エクレストン F1
バーニー・エクレストンが、F1買収騒動、2013年に導入が予定されているエンジンの小型化、バーレーンGPとトルコGPの今後などについて語った。

ルパート・マードックのニューズ・コーポレーションがCVCからF1の商業権を買収することに興味を持っているという噂が流れたとき、あなたの世代の方がF1の将来になりえるというのはかなりのサプライズでした・・・
彼はやらないだろう。彼には多くのスタッフがいる。それに運営を率いているのは彼の息子のジェームズであり、ルパートではない。

1人の人間にスポーツを導かせることが、F1レーシングの成功したモデルでした。ジェームズ・マードックは、このワンマンショーを率いるのに適した候補ですか?
いいや。まず第一に、そのような人々は何がしたいのかを証明しなければならない。私だってたくさんのものを買いたいが、お金を持っていない。我々は見守っていかなければならない。

多くの噂がありますし、答えを聞きたいという人もいると思います・・・
CVCが答えている。彼らは大株主であり、彼らに売るつもりはない。それは100%確実なことだ。

全ては噂ということですか?
いいや。彼らがそれを望んでいると言う人もいるかもしれない。しかし、誰かが買いたいと思っても、所有者が売りたいと思っているわけではない。そして、CVCは売るつもりはないことを非常に明確に示した。

F1は今のままで続いていくということですか?
その通りだ。人々が売りたくないなら、他はその事実を受け入れなければならない。それくらい単純なことだ。

CVCが望めば売ることはできますか? それとも、あなたには販売を拒否する権利がありますか?
私はいかなる拒否権も有していない。

報じられたところでは、来週レッドブル、メルセデス、マクラーレン、フェラーリの4チームが、利害関係者に会うとされています。4チームは会議についてあなたに連絡してきましたか?
いいや。だが、フェラーリは行く必要はないと思う。人々のひとつはフェラーリを所有する投資家になることを望んでいるので、全体のストーリーは少し怪しく聞こえる。このような噂には注意しなければならないが、噂はF1の一部であり、常にあったことだ。人々が正気に戻ることを願っている。チームは、間違った人間に売らず、彼らのために良いレベルを維持しようとし、私がチームのために働き、資金を稼げるようにサポートしてくれているCVCのような人々がいることに満足すべきだ。

このような噂はどのように始まったと思いますか?
マードックは、彼らのテレビ視聴者を運営するためにそれほど大きなものは得ていないし、F1はそれに適していると思うので、全てが噂だとは思わない。彼らは、長い間我々からテレビ放映権を買収しようとしてきた。しかし、彼らは無料テレビ放送ではないので、我々は売らなかった。彼らは有料サービスだ。ごく最近、彼らは自分たちのいるドイツ、英国、イタリアでやろうとしたが、我々はそれをすることはできなかった。Skyは素晴らしい仕事をしているが、彼らの視聴者を見れば、それらはどこにもいない。このような数字でチームのためにスポンサーを見つけることはほぼ不可能だ。自殺行為だ。

現在、F1レースは非常に良い状態です。レースはエキサイティングで、テレビ視聴者も急上昇しています。彼らの食欲をそそった理由は?
おそらくだが、まず第一に彼らはそれが売りに出されているかを知らなかったし、第二に彼らは価格がいくらか知らなかった。私は、それがいくらかわからずに興味があると言うことないだろう。最近、多くの噂があったし、私はコーリン・チャップマンに賛成している。 - なぜ真実によって良い話が損なわれる?

現在、F1は良い状態に戻り、新しいタイヤや可変ウイングといった全てがうまく働いています。これほどうまく働くと思っていますか?
ピレリに変更になったとき、私は彼らにレースの3分の1以上持続しないタイヤを造るように頼んだ。彼らは技術的にできないと言った。私は彼らにスタートからフィニッシュまで持続するタイヤは望んでいないと伝えた。それは刺激的ではない。なので、私がピレリに非常に満足していることは想像できると思うし、彼らに感謝している。彼らは素晴らしい仕事をした。

FIA会長ジャン・トッドのエンジンを小型化する計画についてはどのような懸念を抱いていますか?
まず第一に、私は、ジャンとはまったくトラブルはない。非常に良い関係だ。私は彼をプジョーから引き抜き、フェラーリに入れた男だ。エンジンには満足していない。GP3マシンに乗ってみなさい。それが将来のF1カーのサウンドだ! 人々はサウンドとスピードを求めてF1に来ている。ジャンはマックス(モズレー)が始めたことのあとを継いでいるんだと思うし、彼がなぜ環境に優しいレースについての考え始めたのかわかっていないと思う。ツール・ド・フランスでもっと多くの燃料が使われていることを考えれば、我々は異なる議論を始めるべきだ。本当にエミッションを削減したいなら、サーキットの収容力を10〜15%減らすようプローモーターに言うことができる。レースに来る人々が15%少なくなれば違いが生じるだろうし、フットボールでも同じことができる。それは違いを生むだろう。

バーレーンでのレースについてはいかがですか? 決定の最終期限は6月まで延期されました・・・
言うのは難しい。彼らがレースを開催することに満足すれば、我々はそこにいることに満足すると確信している。だが、我々にはそこに問題がないという保証が必要だ。だが、今は誰もどれくらい保証できるかわからない。今は平和かもしれないが、将来のことは誰もわからないだろう?

日本についてはいかがですか? 恐ろしい地震と津波のあと、レースは疑わしいですか?
いいや、まったく問題はない。

最後に、イスタンブールについてはいかがですか? 今年のレースが最後ですか?
ハンガリーのように他のヨーロッパとまったく同じ料金でレースができれば我々は満足するだろう。他の国は、F1が彼らの国にとって良いと考えていると思う。トルコがそう考えるなら、宣伝活動は必要なし、問題はない。彼らの決心にかかっている。私は彼らのためにそれをすることはできない。だが、以前も言ったように、週末にすべてがクリアになることを願っている。我々はここをやめたくはない。

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カテゴリー: F1 / バーニー・エクレストン