2023年 F1ドライバーラインナップ:残るはハースF1チームの1席のみ
2023年のF1ドライバーラインナップは、事実上、ハースF1チームの1つの空席を残すのみとなった。

F1アメリカGPの週末、ウィリアムズF1は、ローガン・サージェントがF1スーパーライセンスを取得できれば、2023年のF1ドライバーとして起用することを発表。サージェントは追加2回のFP1が与えられ、F2をランキング6位以上で終えれば40点のライセンスポイントを満たすため、ほぼ確定だと考えられる。

F1日本GPの週末には、ピエール・ガスリーがアルピーヌF1チームに移籍し、スクーデリア・アルファタウリにはニック・デ・フリースが後任として加入し、角田裕毅のチームメイトを務めることが発表された。

これで、2023年の空席は実質ハースF1チームの1席のみとなった。

ハースF1チームは、ミック・シューマッハが今シーズン限りで契約切れとなるが、シューマッハ自身、そして、チームオーナーのジーン・ハースのニュアンスでは、2023年の契約更新の可能性は低いと考えられている。

ミック・シューマッハを含め、2023年のハースF1チームのドライバー候補にはニコ・ヒュルケンベルグとアントニオ・ジョビナッツィの名前が挙げられている。ダニエル・リカルドも候補として挙げられてたが、オファーを受け入れる気持ちはないことを明らかにしている。

しかし、アントニオ・ジョビナッツィは、F1アメリカGPで与えられたフリー1回目のチャンスをわずか7分でクラッシュによって終えており、事実上、ヒュルケンベルグの一択になったと考えられる。

ミック・シューマッハは、フェラーリ ドライバー アカデミーのサポートも失うとされており、F1から姿を消すことになるかもしれない。

●移籍するドライバー
フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ→アルトンマーティン)、ピエール・ガスリー(アルファタウリ→アルピーヌ)

●ルーキードライバー
オスカー・ピアストリ(マクラーレン)、ニック・デ・フリース(アルファタウリ)、ローガン・サージェント(ウィリアムズ) *

●F1グリッドを去るドライバー
セバスチャン・ベッテル(セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン/引退)、ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ/退団)、ダニエル・リカルド(マクラーレン/契約なし)

■2023年F1ドライバー ラインナップ
レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン
セルジオ・ペレス

スクーデリア・フェラーリ
シャルル・ルクレール
カルロス・サインツ

メルセデス
ルイス・ハミルトン
ジョージ・ラッセル

アルピーヌF1チーム
エステバン・オコン
ピエール・ガスリー

マクラーレン
ランド・ノリス
オスカー・ピアストリ

アルファロメオ
バルテル・ボッタス
周冠宇

アストンマーティン
ランス・ストロール
フェルナンド・アロンソ

ハースF1チーム
ケビン・マグヌッセン
TBC

スクーデリア・アルファタウリ
ニック・デ・フリース
角田裕毅

ウィリアムズ
アレクサンダー・アルボン
ローガン・サージェント *

*F1スーパライセンス取得が条件

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー