2021年 F1ドライバーラインナップ&移籍の噂…未確定はあと3シート
2021年のF1ドライバー移籍に関する噂“シリーシーズン”が大詰めを迎えている。未確定のシートはあと3つとなった。
メルセデスF1のルイス・ハミルトンの新型コロナウイルス感染による欠場と代役発表という大ニュースにかぶせるようにハースF1は1日にニキータ・マゼピン、2日にミック・シューマッハとの契約を発表させて、2021年のドライバーラインナップを確定させた。
これにより、2021年に確定していないシートは、メルセデス、レッドブル・レーシング、アルファタウリ・ホンダの3つのシートだけとなった。
メルセデス
メルセデスF1のシートに関しては、ルイス・ハミルトンの契約延長が規定路線だ。7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得し、最多勝利記録、最多ポールポジション記録を更新中のハミルトンは、今後もF1キャリアを続ける意向であることを示しており、メルセデスF1もシーズン終了後に交渉の場につくとしている。
自動車業界も財政的に厳しい状況となっており、2023年からF1にはサラリーキャップが導入されるため契約金がネックだと言われているが、実質的にスポンサーが補うことで回避可能であり、順当に契約延長が発表されると考えられている。
レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボンが2021年も残留するかがまだ発表されていない。タイのオーナー一家が支援するアブドンをレッドブルを継続させたがっていることは明白だが、結果が出ていないことでプレッシャーは高まっている。入れ替え候補としてニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスの名前が挙げられているが、決して二人ともアルボンの後任に必要な決定的なパフォーマンスを発揮できているわけではない。セルジオ・ペレスにはメキシコ市場とスポンサーマネーがあるが、リードドライバーのマックス・フェルスタッペンはニコ・ヒュルケンベルグの方を好んでいる。レッドブルはシーズン終了後に2021年のドライバーを決定するとしている。
アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅がF1スーパーライセンスを取得できれば、ダニール・クビアトに代わって起用されることはほぼ確定だろう。だが、最終2レースを残して現時点で角田裕毅はFIA-F2でランキング5位と微妙な立場にある。仮に角田裕毅がF1スーパーライセンスを取得できなかった場合でもダニール・クビアトがシートを喪失する可能性は高い。その場合、レッドブルはアレクサンダー・アルボンを1年間アルファタウリで走らせ、シニアチームにはニコ・ヒュルケンベルグやセルジオ・ペレスで1年を凌ぐというソリューションを実行できる。
移籍するドライバー
3名のドライバーの移籍が決定している。4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルはフェラーリからアストンマーティンに移籍。マクラーレンのカルロス・サインツがフェラーリ、ルノーのダニエル・リカルドがマクラーレンに移籍し、ルノーの空席には2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソが復帰する。
ルーキードライバー
ハースF1のミック・シューマッハとニキータ・マゼピンがF1デビューを果たすことになる。また、角田裕毅がアルファタウリ・ホンダのシートを獲得できれば、3名のドライバーがルーキーとしてF1に参戦することになる。
F1を去るドライバー
今季までハースF1のドライバーを務めたケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャン、レッドブルとアルファタウリの決定次第で、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレス、ダニール・クビアトがF1を去る可能性がある。
メルセデスF1
- TBA(ルイス・ハミルトン)
- バルテリ・ボッタス
フェラーリ
- シャルル・ルクレール
- カルロス・サインツ
レッドブル
- マックス・フェルスタッペン
- TBA(アレクサンダー・アルボン/セルジオ・ペレス/ニコ・ヒュルケンベルグ)
アルピーヌ(ルノー)
- フェルナンド・アロンソ
- エステバン・オコン
マクラーレン
- ダニエル・リカルド
- ランド・ノリス
アルファタウリ・ホンダ
- ピエール・ガスリー
- TBA(角田裕毅/アレクサンダー・アルボン)
アストンマーティン(レーシング・ポイント)
- セバスチャン・ベッテル
- ランス・ストロール
アルファロメオ
- キミ・ライコネン
- アントニオ・ジョビナッツィ
ハース
- ミック・シューマッハ
- ニキータ・マゼピン
ウィリアムズ
- ジョージ・ラッセル
- ニコラス・ラティフィ
カテゴリー: F1 / F1ドライバー
メルセデスF1のルイス・ハミルトンの新型コロナウイルス感染による欠場と代役発表という大ニュースにかぶせるようにハースF1は1日にニキータ・マゼピン、2日にミック・シューマッハとの契約を発表させて、2021年のドライバーラインナップを確定させた。
これにより、2021年に確定していないシートは、メルセデス、レッドブル・レーシング、アルファタウリ・ホンダの3つのシートだけとなった。
メルセデス
メルセデスF1のシートに関しては、ルイス・ハミルトンの契約延長が規定路線だ。7回目のF1ワールドチャンピオンを獲得し、最多勝利記録、最多ポールポジション記録を更新中のハミルトンは、今後もF1キャリアを続ける意向であることを示しており、メルセデスF1もシーズン終了後に交渉の場につくとしている。
自動車業界も財政的に厳しい状況となっており、2023年からF1にはサラリーキャップが導入されるため契約金がネックだと言われているが、実質的にスポンサーが補うことで回避可能であり、順当に契約延長が発表されると考えられている。
レッドブル・レーシング
アレクサンダー・アルボンが2021年も残留するかがまだ発表されていない。タイのオーナー一家が支援するアブドンをレッドブルを継続させたがっていることは明白だが、結果が出ていないことでプレッシャーは高まっている。入れ替え候補としてニコ・ヒュルケンベルグとセルジオ・ペレスの名前が挙げられているが、決して二人ともアルボンの後任に必要な決定的なパフォーマンスを発揮できているわけではない。セルジオ・ペレスにはメキシコ市場とスポンサーマネーがあるが、リードドライバーのマックス・フェルスタッペンはニコ・ヒュルケンベルグの方を好んでいる。レッドブルはシーズン終了後に2021年のドライバーを決定するとしている。
アルファタウリ・ホンダ
角田裕毅がF1スーパーライセンスを取得できれば、ダニール・クビアトに代わって起用されることはほぼ確定だろう。だが、最終2レースを残して現時点で角田裕毅はFIA-F2でランキング5位と微妙な立場にある。仮に角田裕毅がF1スーパーライセンスを取得できなかった場合でもダニール・クビアトがシートを喪失する可能性は高い。その場合、レッドブルはアレクサンダー・アルボンを1年間アルファタウリで走らせ、シニアチームにはニコ・ヒュルケンベルグやセルジオ・ペレスで1年を凌ぐというソリューションを実行できる。
移籍するドライバー
3名のドライバーの移籍が決定している。4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルはフェラーリからアストンマーティンに移籍。マクラーレンのカルロス・サインツがフェラーリ、ルノーのダニエル・リカルドがマクラーレンに移籍し、ルノーの空席には2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソが復帰する。
ルーキードライバー
ハースF1のミック・シューマッハとニキータ・マゼピンがF1デビューを果たすことになる。また、角田裕毅がアルファタウリ・ホンダのシートを獲得できれば、3名のドライバーがルーキーとしてF1に参戦することになる。
F1を去るドライバー
今季までハースF1のドライバーを務めたケビン・マグヌッセンとロマン・グロージャン、レッドブルとアルファタウリの決定次第で、アレクサンダー・アルボン、セルジオ・ペレス、ダニール・クビアトがF1を去る可能性がある。
メルセデスF1
- TBA(ルイス・ハミルトン)
- バルテリ・ボッタス
フェラーリ
- シャルル・ルクレール
- カルロス・サインツ
レッドブル
- マックス・フェルスタッペン
- TBA(アレクサンダー・アルボン/セルジオ・ペレス/ニコ・ヒュルケンベルグ)
アルピーヌ(ルノー)
- フェルナンド・アロンソ
- エステバン・オコン
マクラーレン
- ダニエル・リカルド
- ランド・ノリス
アルファタウリ・ホンダ
- ピエール・ガスリー
- TBA(角田裕毅/アレクサンダー・アルボン)
アストンマーティン(レーシング・ポイント)
- セバスチャン・ベッテル
- ランス・ストロール
アルファロメオ
- キミ・ライコネン
- アントニオ・ジョビナッツィ
ハース
- ミック・シューマッハ
- ニキータ・マゼピン
ウィリアムズ
- ジョージ・ラッセル
- ニコラス・ラティフィ
カテゴリー: F1 / F1ドライバー