F1ハンガリーGP 金曜フリー走行:全ドライバーコメント(2)
2020年のF1世界選手権 第3戦 F1ハンガリーGPの2回のフリー走行が7月17日(金)にブダペストのハンガロリンクで行われた。

午前中はドライコンディションで行われ、メルセデスF1のルイス・ハミルトンがトップタイムを記録。ウェットコンディションとなった午後のFP2では13台のみがタイムを記録。フェラーリF1のセバスチャン・ベッテルがトップタイムをマークした。

ルノー
エステバン・オコン
「フリー走行の1回目はうまくいったし、問題なくプログラムを完了できた。マシンはとてもしっかりと機能しているけど、通常の金曜日と同じように改善できるところはいくつかある。それなりに速いマシンになっていると思う。でも、明日の大事な場面でそれを確認する必要がある。今のところ週末は良いスタートだ。どんなコンディションでも問題ないし、明日と日曜日がどうなるか見てみよう」

ダニエル・リカルド
「朝はかなり良かったし、最初からすぐにうまくいっていると感じた。オーストリアでの最初のセッションと似ていたし、にコースに出てすぐにしっかりしたベースセットアップを見つけられた。週末のスタートに満足しているし、いい感じだ。午後はあまりにウエットだったので、インターミディエイトで少し走って、ウエットのセットは明日に温存した。それ以外は、ポジティブな金曜日の作業だったし、満足している」

アルファタウリ・ホンダ
ピエール・ガスリー
「今日はあまり生産的な1日にはならなかった。午前の走行ではマシンの問題により長い時間を失うこととなった。また、午後はウエットコンディションで、わずかな走行になってしまったので、午前の状況を考えるとあまり理想的とは言えなかった。明日の午前のFP3はドライの予報が出ているので、そこで予選に向けたセットアップを進める。今晩はこれからダニ(クビアト)のドライ走行でのデータをもとに準備を進め、明日はもっといい1日にしたいと思っている」

ダニール・クビアト
「今日は午前のドライタイヤでのセッションで、いくつかのことを試すことができた。そこで改善点が見えたので、FP2で更に走行を重ねたかったが、残念ながらウエットコンディションになり、予定通りに進めることはできなかった。午後はマシンの挙動を見るためにウエットで数周走行した。雨の中ではタイヤのマネジメントが重要になるが、今日は滑ることが多く、うまくマネージできたとは言えない。ここからデータを見直し、明日への準備を進める」

ハース
ロマン・グロージャン
「オーストリアでの予選に出場できなかったので、今日の午後は初めてのウエットだった。数周走ったけど、マシンは大丈夫だと感じた。これは良いことだ。朝も大丈夫だったと思う。僕たちはオーストリアよりも競争力があった。まだソフトタイヤを走らせていないので、それがどうなるのかは実際にはわからない。全体的に、僕たちはマシンに満足している。いくつかの制限があるが、僕たちは良い方向に導くためにいくつかのセッティング変更を行った。チーム全体は非常にポジティブだし、セッション後の勢いは良かった。週末の残りの天気については、明らかに疑問符が少しありますが、大部分のケースにはは準備ができていると思う」

ケビン・マグヌッセン
「今朝はポジティブだった。マシンはいい感じだった。ここは運転するのが楽しいトラックだし、週末の良いスタートが切れたと思う。ウエットではあまり走らなかった。インタミディエイトでインストールラップを走り、その状態を確認した。それについて言うことはあまりない。とても滑りやすかったかな。明日はどんな天気になるか楽しみだ。今日のように複雑なものになればトリッキーでエキサイティングになる。そういう時はいつも変動が起きるから、何か特別なことをするチャンスもあるし、失敗する可能性もある。でも僕たちはいつも特別な方を狙っている」

アルファロメオ
キミ・ライコネン
「今日の午後のコンディションは簡単ではなかったので、十分な量の情報を得るのは非常に困難だ。僕たちは明らかに望んでいる場所からまだ少し離れている。つまり、今夜は一生懸命働き、すべてのデータを整理して、明日のためにより良いマシンで戻ってくる必要がある。予選では天気が影響するかもしないが、そこに着くまではわからない。それまでにセットアップの最善の方向性を見つけなければならない」

ロバート・クビサ
「この類の天候に取り組むために様々なことを試してテストプログラムを進めていたので忙しい金曜日だった。僕たちはいくつかの有益な作業を行ったと思う。それが明日と日曜日のパフォーマンスの前進に反映されることを願っている。僕たちは引き続き、様々な条件でマシンがどのように機能するかを理解することに取り組んでいる。ウエットトラックとコールドトラックでの走行は状況に適応する必要があるし、エンジニアはフィードバックに依存して決定を下すからね」

アントニオ・ジョビナッツィ
「最も簡単な金曜日ではなかったが、まだ改善の余地はたくさんる。午前中のドライセッションに加えて、ウエットでかなり走走行した。エンジニアが明日にむけて最適なバランスを見つけるために作業する十分なデータを得ることができた。週末の残りの部分は、天候に関してはまだサプライズをもたらす可能性があるため、予選にむけてマシンをセットアップするときにそれを考慮に入れる必要がある。また、チャンスをつかむために、あらゆる機会に備える必要がある。予選やレースがウエットならば何が起こるかわからない」

ウィリアムズ
ジョージ・ラッセル
「ドライコンディションだった午前中のFP1ではクルマの感触は問題なく、特別なことは何もなかったけど、僕たちはいくつか異なるセットアップ変更を試すことに集中した。ベースラインがどこにあるかは分かっているし、クルマから引き出せるものも分かっている。より多くのパフォーマンスを得ることができるかどうかを確認するために様々な方向性を進めてみた。試した中ではパフォーマンスを見つけられなかったので、最初の段階でいいポジションにいたということだろう。FP2ではダンプコンディションのためにアウトラップとインラップしかしていないけど、クルマはその2周でいい感触だった。明日もコンディションが同じままなら多忙なセッションになると思うけど、少し状況を変えるために僕たちにはそれが必要だと思う。明日を楽しみにしている。みんなと一緒にそれに挑む準備はできている」

ニコラス・ラティフィ
「今朝はかなり良いベースラインでスタートしたと思うし、予選タイヤでの最初の走行をする準備はできていた。すぐに良いリズムに入り、他の誰よりも比較的競争力のあるタイムを設定した。残りのFP1については、いくつかの異なるセットアップオプションを試し、少し実験した。これがプラクティスの目的だ。僕たちはいくつかのことを学んだと思うけど、それをFP2に持ち越すことはできなかった。午後はちゃんとした走行はしていなくて、セッション中にインストールラップを数回しただけ。明日の天気を見守るしかなさそうだ」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1ハンガリーGP