F1
2019年のF1世界選手権 第6戦 モナコGPの決勝が5月26日(日)にモンテカルロ市街地コースで行われた。

レースはポールポジションからスタートしてレースをリードするルイス・ハミルトン(メルセデス)をマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)が66周にわたって追いかける展開となった。

優勝はルイス・ハミルトン。今季4勝目、通算77勝目を挙げ、勝利をニキ・ラウダに捧げた。2位でチェッカーを受けたマックス・フェルスタッペンは5秒加算ペナルティによって4位に降格し、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が2位、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が3位に繰り上がった

優勝:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「今日は僕のキャリアで最も困難なレースのひとつだった。本当に激しかった。残り20周で最後まで走り切れないのではないかと思っていた。クラッシュしそうだったし、クルマとかなり格闘していた。タイヤがまったく残っていなかったし、コース上にクルマを留めているものかなり大変だった。『ニキだったらどうするだろう?』と考えていた。持っている全てを出し切って最善を尽くした。ミスをしないようにとにかく集中していた。今日、彼は見てくれていたと思うし、彼が傍にいてくれたから何とかなったと思う。今日、僕は彼のヘルメットをかぶっていたので、彼をがっかりさせたくなかった。彼は僕の心の中にいたし、今週末は彼のために結果を出してやると思っていた。絶対にプレッシャーに押しつぶされたくなかった。今日の勝利はニキに捧げる」

2位:セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
「今日はタフなレースだったけど、最終的に2位は素晴らしい結果だし、モナコような象徴的なトラックで表彰台を獲得できてチームのためにうれしく思う。今日は他のドライバーのミスからも恩恵を受けたけど、それもゲームの一部だ。タイヤに苦しんでいるルイスを追いかけていて、マックスが彼をとても近くまで追い上げて、彼らが接触したのを見たとき、一瞬、“勝てるかもしれない!”と思ってしまったよ。僕たちにやるべき仕事がたくさんあることはわかってるし、今日はハッピーだけど、完全にハッピーというわけではない」

3位:バルテリ・ボッタス(メルセデス)
「僕のレースはピットで決まった。僕たちはセーフティカー中でダブルピットストップを敢行した。ルイスが先でそのあと僕だった。ベッテルとフェルスタッペンも入ってきて、僕がピットを離れたときにマックスも同時にリリースされて、サイド・バイ・サイドになった。僕たちは接触して、行き場がなくて僕はウォールにヒットして、右フロントがパンクしてしまった。それで翌周にもう一度ピットストップしなければならなかった。その時点で自分はフィールドの最後尾になってしまうと思ったけど、1つポジションを失っただけだったので、不運だったけど、同時にラッキーだったと思う。予選よりも低いポジションでレースをフィニッシュするのはいつだってがっかりするものだ。でも、僕のペースは週末を通して本当に良かったし、それでも自分とチームのために貴重なポイントを獲得することができいた。朝に最初に考えたことのひとつは、ニキのためにいい走りをしたいということだった。彼のために勝ちたかった。残念ながら、僕ではないけど、ルイスが勝ったし、ニキは今誇りに思っていると確信している」

4位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「今日は全力を尽くしたし、楽しいレースになった。僕らはすごく競争力があったし、前のマシンにプレッシャーをかけ続けて、優勝争いを楽しむことができた。ルイス(ハミルトン)と戦うのはとても大変だが、僕はプッシュし続け、彼がミスをするように攻め続けた。彼のタイヤを少しでも消耗させれば、仕掛けるチャンスはあると見ていた。いくつかのコーナーではすごく遅くなっていたので、そこで行けるかと思ったけど、十分に近づくことができなかった。残り数周になったとき、ここで行くしかないと仕掛けてみた。やや接触してしまったけど、ダメージがなくてよかった。ピットストップでのペナルティーは不運だったけど、チームは何も間違ったことをしていないし、あのように狭いピットレーンでは起こり得ることだと思う。もちろん、表彰台に上りたかったけど、レースは楽しめたし、こうした展開では勝つことも負けることもあるものだ。もう数周あれば捉えられたと言われるかもしれないけど、僕は全力を尽くしたし、できることはすべてやりきったつもりだ。レースウイークを通じて、チームは最高の仕事を成し遂げてくれたし、全員が勝つためにすべてを出し尽くした」

5位:ピエール・ガスリー(レッドブル)
「今日はとてもいい一日で、ポジションを上げるのが難しいモナコで8番手スタートから5位でフィニッシュできたことに満足している。僕らには、優れた戦略とすばらしいマシンがあった。このコースをこれだけ速いマシンで走るのは楽しかったし、終盤でもハードにプッシュできて、かなり速いタイムをマークしたことで、8番手からでもトップと10秒以内の差でフィニッシュすることができた。今日はとてもうれしいし、今後のレースウイークでも同じようなパフォーマンスを発揮していけるよう、取り組みを継続していく」

6位:カルロス・サインツ(マクラーレン)
「イエス! 今日の6位はとても良い結果だし、3戦連続でポイントフィニッシュだ。素晴らしい1周目だったし、ターン3でトロロッソの2台を抜くことができた。間違いなく、僕のベストオーバーテイクのひとつだ。その後、セーフティカー中に良い判断でピットインして、堅実なラップで6位を獲得することができた。メカニックがまた速いピットストップをしてくれたし、素晴らしいラップでクビアトのストップから守ることができた。そこからはタイヤを管理して、完走することが重要だった。僕たちにそれほど適していないトラックでまた重要なポイントを獲得することができた。僕たちは改善するためにプッシュし続ける必要があるけど、今日はチーム全員におめでとうといいた」

7位:ダニール・クビアト(トロロッソ・ホンダ)
「僕らは昨日の予選でとても力強く、その勢いのままいいレースができたので、とてもいい気分だ。スタートではなす術がなかかった。ガスリーがクリーンなブレーキングでアウト側から抜いてきたので、イン側にいた僕はラインを外すことができなかかった。それでも、今日は力強いレースができてとてもうれしい。獲得できたポイント数にも満足していますし、チームワークも最高で、いいレースマネージメントができた。みんなからの声援もすごかった! モナコで7位という結果はすばらしいことだ。この数週間、どこを改善すべきか、僕はどうしたら速く走れるのかを解明するために懸命に取り組み、それが実った。これを毎週継続していく必要があるし、そうすればポイントをさらに重ねていけるはずだ。マシンのパフォーマンスはいいので、このままの方向性で改善を続けていくことが必要だ」

8位:アレクサンダー・アルボン(トロロッソ・ホンダ)
「今日の戦略はすばらしく、チームには本当に感謝している! 今日はポイント獲得のチャンスがあるのは分かっていたけど、僕ら全員がいい仕事をして、しっかりと実現できた。ブレーキングが遅れたり、ロックアップしたりすればレースを終えることになってしまうので、どんなときでも、前のマシンに接近して走るのは難しいものだ。今日一番苦労したのはタイヤマネージメントで、ソフトタイヤはあまり持たずにデグラデーションが始まって振動が起きてしまった。それでも、ここでのレースは楽しかったですし、チームの2台ともポイントを獲得できたことはよかった!」

9位:ロマン・グロージャン(ハース)
「期待していたよりも良い結果だ。それは確かだ。良いレースだった。僕たちは異なる戦略を試した。僕たちの前にいたトロロッソのアルボンが少し長くステイアウトして、クリアするまでにタイヤは使い古されていた。ベストを尽くして頑張った。カルロスの前で終えられなかったのは残念だ。レースのその時点では僕の方がはるかにペースがあったと思うからね。最後にペナルティを科せられた。映像を見てみるつもりだ。接近していたし、まだ僕のホイールの一部がラインに触れていたと思うけど、ペナルティを科せられてしまった。とにかく、昨日が今日の多くのポイントを犠牲にした」

10位:ダニエル・リカルド(ルノー)
「正直、とてもフラストレーションを感じいるレースだった。素晴らしいスタートを切って、力強いターン1でケビン(マグヌッセン)をにいて5位に浮上することができた。そのあとセーフティカー中にピットインしたけど、そこで逃した。僕たちはすべてのカードを手に持っていたので、間違いなくもっと良い素晴らしい結果を獲得できたはずだ。いくつかポイントを逃してしまったし、クルマは常にスピードを使うことができなかったけど、とても良かった。何が起こったのか調べて、今後のレースにむけて対処していきたい」

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カテゴリー: F1ドライバー | F1モナコGP