F1 イタリア 予選
FORMULA 1 GRAN PREMIO HEINEKEN D'ITALIA 2016

1位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「最高のラップだった。ファンタスティックだったね。まるで詩のようだ。アドレナリンがクレイジーなほどだった。週末の間ずっと良い感触だったし、金曜日の最初のセットアップからそれは始まっていた。僕のエンジニアやメカニックと一緒になって働き、マシンバランスを少しずつ前進させた。全てがまとまればこういうラップタイムが出せるとわかっていた。本当にタフなサーキットだし、特にブレーキングゾーンではすべてを正しくやらなきければならなない。チームは今日も素晴らしい仕事をしてくれたし、明日のレースが楽しみだ」

2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「ここまでは良い週末だけど、ルイスは何周か本当に素晴らしいラップをした。今日は彼にかなわなかった。でも、金曜フリー走行でのレースペースはとても良かったので、明日に向けてはかなりポジティブだ。長いレースだし、何が起こるかは決してわからない。全力を尽くす。僕たちのクルマがこのモンツァ・サーキットで最速なのははっきりしているし、またルイスとのすごい対決になりそうだ。雰囲気は最高だし、ここで勝つことができたら、僕にとっては多くの意味があるだろう」

3位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「2台で2列目に並ぶんだし、全体的には良い週末になっている。ここからなら良いレースができるはずだ。スタートでアドバンテージが得らればいいけど、やってみなければからない。ライトが消えた時にタイヤからいいトラクションが得られることを願っている。ターン1までかなり長いし、僕たちが何か試せるとしても、レースは1周ではないし、53周ある。正直、Q1とQ2の異なるコンパウンドでのタイムを見て、その時点で厳しいのはわかっていた。でも、可能性はまだある… 僕は懸命にプッシュしたし、Q3の最初の走行では少しやり過ぎたかもしれない。あまり良いラップではなかった。幸いにも、最後に取り戻すことができたけどね。全体的にはかなりハッピーだ。ラップの最初の方はそうでもないけど、僕たちのレースペースは予選で示唆されるギャップよりもいいはずなので、様子を見てみよう。誰が後ろにいようと気にしない。重要なのは前にいる人だし、僕たち2台で残っていることだ。ギャップは思ったよりも大きいけど、過去2戦では少し縮まってきているし状況は正しい方向に進んでいる。ファクトリーの方でもね。たとえ気に入らなくても、少し辛抱しなければならない。必ず良くなる時はやってくる」

4位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「今日はベストを尽くたし、クルマからベストを引き出した。もちろん、1列目になれたら嬉しかったけど、今はこれが僕らにできる最大限だ。自分たちの限界を知ってやり遂げたので満足しなければならない。でも、目標がもっと高いのは確かだ。明日は違う一日だし、力強いスタートが切れれば、自分たちのレースを組み立てることができる。一部のチームは違うタイヤでスタートするけど、ロングランで何が起きるかは時間が教えてくれるだろう。僕たちとしては、スーパーソフトコンパウンドでのスタートが最善のチョイスだと考えた。タイヤにトリッキーでいろんなことが起こり得る長いレースになるだろう。それなりの位置にはつけているので、何か起こった場合、結果を最大化するために神原なければならない。ピットストップで良い判断をして、どのような結果が出るか見てみるつもりだ。今日のライバルはとても強かったけど、明日はベストを尽くすして、彼らに挑戦するチャンスが来ることを願っている」

5位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「今日は素晴らしい予選だった。5番手はスタートするには良いポジションだし、トラックのクリーンな側に並ぶことになる。確実にクルマのポテンシャルを最大限に発揮させることができた。これまでで最高の予選の1つだったと思う。たくさんのポイントを稼げるチャンスがあると思うし、フェリペも自由なタイヤ選択ができる11番手から上位に戻って、チームのために力強いポイントを獲れることを願っている」

6位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「トップ5あたりを漂っているだろう予想していたし、5番手から0.001秒差だった。ちょっとフラストレーションを感じるけど、大きなサプライズではなかった。ソフトタイヤで予選ができれば理想的だっただろうけど、ペースは本当に速かったし、僕たちのラップタイムはノックアウト寸前だった。安全にQ3に進む代わりに、スーパーソフトを履かなければならなかった。もしソフトタイヤで予選を走っていたら、フェラーリといい勝負になるだろうけど、スーパーソフトを履いている今となってはちょっと厳しいだろう。ここではウィリアムズが速いと思っているけど、DRSを使ってブレーキで強ければ、まだうまく仕掛けられるだろう。レースペースは良いと思っているし、今夜中に強みを見つけられたら素晴らしいね。でも、どちらにしても楽しんでトップ5に挑戦するよ」

7位:マックス・フェルスタッペン (レッドブル)
「実際、今日の予選にはかなり満足している。もう少し後ろになると思っていたけど、実際には全てがとてもタイトだった。最後に無線が使えなくなっていたので自分の位置が分からなかったし、戻ってきて7番手だと知った時はそんなに悪くないなと思った。5番手とは0.03秒以下の差なので不満は言えない。ダウンフォースレベルでかなり妥協を強いられているからね。明日は何が起きるかわからない。通常、僕たちは予選よりレースの方が少し強いので、良いレースに期待しよう。もちろん、いつだってもっと前に行きたいものだけど、このトラックは僕らにとってはチャレンジだし、現実的にならなければならない」

8位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「今日の結果には満足できると思う。週末ずっと苦労していたけど、昨晩にクルマのバランスを改善するために懸命に作業をして、予選に向けて前進することができた。僕たちのライバルのペースはとても強いように見えるけど、2台がトップ10に入ったので、予選で最大限の努力ができたと思う。Q1では最初の走行で完璧なラップにまとめることが不可欠だった。そのおかげでQ2では新しいタイヤがもう1セット使えたし、もう少し自由が得られたからね。全体的にエキサイティングなセッションだったし、ニコ(ヒュルケンベルグ)とかなり激しいバトルができた。レースに向けた戦略オプションは限られているので、スーパーソフトを履いた最初のスティントの間に何が起きるか、1周目がどう展開するかに次第だろう。僕たちのロングランペースは1周のラップスピードより良さそうなので、僕たちの前にいるクルマに匹敵して、良い結果を得られることを期待している」

9位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「9番グリッドはとても嬉しい。何らかの理由で今週末はクルマの調和とバランスを見つけるのに苦しんでいたので、2台がQ3に進むことができたのは良い結果だ。セットアップで多くのことを試して、小さな改善もできた。でも、バランスには完全に満足できていない。明日はまた別の日だ。タイヤが大きな役割を果たすだろうし、状況がどのように展開するかは面白いだろうね。グリッド中団の差がとても小さい時は、正しい戦略判断を下すことが必要だ。最終的な結果はとても小さなギャップで決まるだろうからね」

10位:エステバン・グティエレス (ハース)
「まず何より、チームにありがとうと言わなければならない。とても感謝しているし、彼らのことを誇りに思う。全員が、一貫性を成し遂げるために素晴らしい仕事をしてくれたし、それによって違いを生み出すための詳細に取り組むことができたんだ。予選で僕たちはQ3に進んで初めてトプ10のバリアを破った。週末を通してクルマのセットアップに携わり、それを機能させるために理解ために理解とコミニシュケーションを取ってきた全員の素晴らしい努力の賜物だ。ラップは素晴らしかった。本当に楽しんだし、クルマをプッシュすることができた。今日は最大限の機会を引き出せたし、明日も同じことをしなければならない」

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カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1イタリアGP