F1 ロシアGP 決勝:トップ10ドライバーコメント
2016 FORMULA 1 RUSSIAN GRAND PRIX
1位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「今週末は本当にパーフェクトだった。予選ですでにパーフェクトなバランスを見つけていたし、それがレースを通しても続くなんて、素晴らしい。スタートも最高だったし、その後は先頭でペースをコントロールできた。これほどの驚くようなクルマを作ってくれた各ファクトリーのみんなにはいくら感謝しても感謝しきれないほどだ。こういうクルマがあると、本当に限界までプッシュできる。それは素晴らしい感覚だ。ルイスはすぐに2番手まで上がってくる見事な走りを見せた。彼もいい仕事をしたね。週末の唯一のマイナス面は、信頼性に少し不安があることだ。昨日はルイスに問題が起きているし、今日はレース中に2台とも問題を抱えていた。でも、僕たちには素晴らしいチームがついているので、きっと問題を解決できるはずだ。4勝してヨーロッパラウンドに入れるなんて信じられない。バルセロナを心から楽しみにしている。ありがとう、ロシア。とても楽しかったよ!」
2位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「まずなにより、昨夜ファクトリーから新パーツを取り寄せるために団結してくれたみんな、僕が今日のレースに出られるように一晩かけて準備してくれたメカニックたちに感謝したい。僕のガレージの人たちはとても苦しい時間を過ごしている。でも、僕の彼らに対する信頼や確信は揺らいでいない。今シーズンはガレージ内の入れ替えがあったけど、それがトラブルの原因ではない。過去3年間、そんなことはなかったし、いまさらそれが原因だと考える理由はない。彼らのハードワークがなければ僕はここまで来ることすらできなかった。だから、もう一度彼らに感謝しておきたい。1コーナーはかなり忙しかった。何が何だか分からなかったけど、目の端で何かが起きたのは見えた。『今度は巻き込まれないぞ』と考えていた。うまく避けることができたけど、ターンインしていたら彼らに当たっていたかもしれない。本能的な動きだった。今回は接触せずに抜け出せてほっとしている。そこからのペースは良かったし、勝利も可能だと感じたこともあった。でも、水圧の問題が起きてしまって、その可能性は消えてしまった。最後は持ちこたえるのが大変だったけど、できる限りの対処をした。クルマをかなりいたわって持ち帰らなければならなかった。今週末の流れを考えれば、チェッカーまでたどり着けて本当に良かった。完全な状態のエンジンパーツがあまり多く残っていない状態で、僕はまだ長いシーズンを乗り切らなければならない。僕たちはもっと信頼性を高めるために努力する必要がある」
3位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「全体的に簡単な週末ではなかったけど、今日はその中でもベストを尽くそうと頑張った。スタートはうまくいって、2番手につけたけど、去年と同じように、セーフティカーが出た後にストレートでウィリアムズを抑えられなかった。彼らから取り戻そうと頑張ったけど、ハミルトンに一つポジションを奪われてしまった。そのため、ポジションを上げるために長め走ることにして、それがかなりうまくいった。いくらか燃料をセーブしなければならず、そのせいでラップタイムに影響が出たけど、マシンのハンドリングはレースを通してとても良かった。今日は3位が精一杯だったけれど、僕たちは2台で一番前にいることを狙っているし、これは理想的な結果ではない。優勝争いができなくて残念だけど、今回の結果を元にして、もっと上のポジションにつけるように働き続けていく」
4位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「レース序盤はかなり良かったし、なんとか後ろの速いクルマからポジションを守ることができた。早めにピットストップしたのはアグレッシブで良かったと思うけど、ペースの速い人たちに先に行かれてしまい、レースの最後は僕の周りで大きな出来事もなかった。今週末、チームは良い仕事をしてくれた。ウィリアムズとして多くのポイントを取れたのは良かったと思う。確実に進歩している。僕たち向きのコースだったのも役に立ったけど、とにかく前進を続けることが必要だ。今日は4位以上を視野に入れていたのは明らかだったし、プッシュを続けていく必要がある」
5位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「僕たちにとってとてもポジティブな週末だったし、本当にポジティブなレースだった。5位ではく、4位になれたら最高だったけど、それもゲームの一部だし、リザルトには満足している。レッドブルよりもはるかに多くのポイントを獲得できた。それが今の僕らの目標だ。彼らはとても良いチームだし、非常にいいクルマを持っているけど、自分たちを信じなければならない。今週末はとても良かったので、こういう戦いを続けていきたい。今日は4位と5位がチームのベストポジションだっただろう。ここではバルテリが、中国では僕の方がタイヤをうまく管理した。そういうものだ。でも、ウィリアムズにとって今日のリザルトはとても良かった」
6位:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
「オープニングラップの2コーナーと3コーナーでは、僕たちはラッキーだった。これらのアクシデントによって、自動的にいくつかポジションを上げることができた。 昨年は好スタートを切っても、スタート時のポジションを維持できなかったけど、今年は違う。僕たちのマシンには速さがある。レースで6位に入り、5番手の最速ラップタイムを叩き出したということは、マシンのペースが引き続き向上していることを示している。 実際、マシンにはレースを通して、いい感触があった。今日はレース中に燃料をセーブしなければならないときが何度かあったけど、終盤に自分を眠りから少し目覚めさせるために、数周だけタイム計測のつもりで走ることにしたよ! そのときのラップタイムを見る限り、マシンにはまだポテンシャルがある。 これからは常にポイント圏内で完走することを目標にするべきだ」
7位:ケビン・マグヌッセン (ルノー)
「チームにポイントをもたらすことができてとても嬉しい。今シーズンみんながどれだけ一生懸命に仕事をしてきたか知っているからね。スタートは素晴らしかったけど、目の前でスピンが起きていたので、1コーナーでいくつかポジションを落としてしまった。その後はレース全体を通してハードにプッシュした。何度かいいオーバーテイクもできたし、クルーのピットストップも最高だった。今までの僕たちはアンラッキーだったけど、今日は少しラッキーだったので、もちろん不満はないよ!」
8位:ロマン・グロージャン (ハース)
「またポイント圏内に戻ってこれてとても嬉しい。特に、マシンに満足できず、難しい週末だっただけにね。1周目のいろいろなインシデントを避けることができたし、その後は(セルジオ)ペレスを抑えていた。クルマには改善できるところがまだたくさんある。挙動には100%満足できてはいない。次のレースはもっと良くなると思う。これから良くなる部分があると分かっているのはとてもポジティブなことだ」
9位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「今年初のポイントを獲得できたのはもちろん良いことだ。でも、1周目のパンクチャーがなければもっと良い結果になったはずだ。スタートは最高とはいかなかったけれど、ターン2でいいラインを見つけて、リカルドとベッテルの前でコーナーを抜けていた。そのときパンクしているのに気がついた。それで後方まで下がってしまった。その後は挽回ための走りをして、何とかグロージャンのすぐ後ろの9番手まで取り戻すことができた。僕のクルマの方が速かったし、タイヤがフレッシュだったけど、彼のトラクションがとても良かったので、仕掛けられるまでには近づけなかった。今日はすべてを正しくやり遂げたので、もっと多くのポイントが獲れなかったのは残念だけど、とにかく僕たちには運がなかった。今週末にはポジティブな要素もたくさんあった。予選のパフォーマンスは素晴らしかったし、レースペースも強かった。クルマは改善しているし、これからいくつかのアップグレードもあるので、バルセロナに向けて楽観的に感じている」
10位:ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
「両マシンがポイント圏内で完走し、僕たちのパッケージには不向きなコースでそれを成し遂げたことは、チーム全体にとって、すばらしい結果だ。 複数のマシンが集団で2コーナーに差しかかったとき、そこで大混乱となったため、私は後ろに下がらなければならなかった。2コーナーに設置されているポールは、スタートでは問題になる。他のドライバーが2コーナーと3コーナーを走り抜ける際に、ポジション争いをしていたからだ。それについては、あとで確認の必要があると思っていr。 そこからは不利な状況だったけど、僕たちのマシンには速さがあった。それ以降は、いかに挽回するかであり、僕はその過程を本当に楽しめた。ここでオーバーテイクをするのは難しいけど、他チームのマシンを数台パスすることに成功し、楽しかったね。 次のバルセロナ戦は、僕たちにとってかなり難しいレースになるだろう。ただ、その次のモナコ戦ではまた、入賞を目標にしていく」
関連:【動画】 2016 F1ロシアGP 決勝レース ハイライト
カテゴリー: F1 / F1ドライバー / F1ロシアGP
1位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「今週末は本当にパーフェクトだった。予選ですでにパーフェクトなバランスを見つけていたし、それがレースを通しても続くなんて、素晴らしい。スタートも最高だったし、その後は先頭でペースをコントロールできた。これほどの驚くようなクルマを作ってくれた各ファクトリーのみんなにはいくら感謝しても感謝しきれないほどだ。こういうクルマがあると、本当に限界までプッシュできる。それは素晴らしい感覚だ。ルイスはすぐに2番手まで上がってくる見事な走りを見せた。彼もいい仕事をしたね。週末の唯一のマイナス面は、信頼性に少し不安があることだ。昨日はルイスに問題が起きているし、今日はレース中に2台とも問題を抱えていた。でも、僕たちには素晴らしいチームがついているので、きっと問題を解決できるはずだ。4勝してヨーロッパラウンドに入れるなんて信じられない。バルセロナを心から楽しみにしている。ありがとう、ロシア。とても楽しかったよ!」
2位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「まずなにより、昨夜ファクトリーから新パーツを取り寄せるために団結してくれたみんな、僕が今日のレースに出られるように一晩かけて準備してくれたメカニックたちに感謝したい。僕のガレージの人たちはとても苦しい時間を過ごしている。でも、僕の彼らに対する信頼や確信は揺らいでいない。今シーズンはガレージ内の入れ替えがあったけど、それがトラブルの原因ではない。過去3年間、そんなことはなかったし、いまさらそれが原因だと考える理由はない。彼らのハードワークがなければ僕はここまで来ることすらできなかった。だから、もう一度彼らに感謝しておきたい。1コーナーはかなり忙しかった。何が何だか分からなかったけど、目の端で何かが起きたのは見えた。『今度は巻き込まれないぞ』と考えていた。うまく避けることができたけど、ターンインしていたら彼らに当たっていたかもしれない。本能的な動きだった。今回は接触せずに抜け出せてほっとしている。そこからのペースは良かったし、勝利も可能だと感じたこともあった。でも、水圧の問題が起きてしまって、その可能性は消えてしまった。最後は持ちこたえるのが大変だったけど、できる限りの対処をした。クルマをかなりいたわって持ち帰らなければならなかった。今週末の流れを考えれば、チェッカーまでたどり着けて本当に良かった。完全な状態のエンジンパーツがあまり多く残っていない状態で、僕はまだ長いシーズンを乗り切らなければならない。僕たちはもっと信頼性を高めるために努力する必要がある」
3位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「全体的に簡単な週末ではなかったけど、今日はその中でもベストを尽くそうと頑張った。スタートはうまくいって、2番手につけたけど、去年と同じように、セーフティカーが出た後にストレートでウィリアムズを抑えられなかった。彼らから取り戻そうと頑張ったけど、ハミルトンに一つポジションを奪われてしまった。そのため、ポジションを上げるために長め走ることにして、それがかなりうまくいった。いくらか燃料をセーブしなければならず、そのせいでラップタイムに影響が出たけど、マシンのハンドリングはレースを通してとても良かった。今日は3位が精一杯だったけれど、僕たちは2台で一番前にいることを狙っているし、これは理想的な結果ではない。優勝争いができなくて残念だけど、今回の結果を元にして、もっと上のポジションにつけるように働き続けていく」
4位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「レース序盤はかなり良かったし、なんとか後ろの速いクルマからポジションを守ることができた。早めにピットストップしたのはアグレッシブで良かったと思うけど、ペースの速い人たちに先に行かれてしまい、レースの最後は僕の周りで大きな出来事もなかった。今週末、チームは良い仕事をしてくれた。ウィリアムズとして多くのポイントを取れたのは良かったと思う。確実に進歩している。僕たち向きのコースだったのも役に立ったけど、とにかく前進を続けることが必要だ。今日は4位以上を視野に入れていたのは明らかだったし、プッシュを続けていく必要がある」
5位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「僕たちにとってとてもポジティブな週末だったし、本当にポジティブなレースだった。5位ではく、4位になれたら最高だったけど、それもゲームの一部だし、リザルトには満足している。レッドブルよりもはるかに多くのポイントを獲得できた。それが今の僕らの目標だ。彼らはとても良いチームだし、非常にいいクルマを持っているけど、自分たちを信じなければならない。今週末はとても良かったので、こういう戦いを続けていきたい。今日は4位と5位がチームのベストポジションだっただろう。ここではバルテリが、中国では僕の方がタイヤをうまく管理した。そういうものだ。でも、ウィリアムズにとって今日のリザルトはとても良かった」
6位:フェルナンド・アロンソ (マクラーレン・ホンダ)
「オープニングラップの2コーナーと3コーナーでは、僕たちはラッキーだった。これらのアクシデントによって、自動的にいくつかポジションを上げることができた。 昨年は好スタートを切っても、スタート時のポジションを維持できなかったけど、今年は違う。僕たちのマシンには速さがある。レースで6位に入り、5番手の最速ラップタイムを叩き出したということは、マシンのペースが引き続き向上していることを示している。 実際、マシンにはレースを通して、いい感触があった。今日はレース中に燃料をセーブしなければならないときが何度かあったけど、終盤に自分を眠りから少し目覚めさせるために、数周だけタイム計測のつもりで走ることにしたよ! そのときのラップタイムを見る限り、マシンにはまだポテンシャルがある。 これからは常にポイント圏内で完走することを目標にするべきだ」
7位:ケビン・マグヌッセン (ルノー)
「チームにポイントをもたらすことができてとても嬉しい。今シーズンみんながどれだけ一生懸命に仕事をしてきたか知っているからね。スタートは素晴らしかったけど、目の前でスピンが起きていたので、1コーナーでいくつかポジションを落としてしまった。その後はレース全体を通してハードにプッシュした。何度かいいオーバーテイクもできたし、クルーのピットストップも最高だった。今までの僕たちはアンラッキーだったけど、今日は少しラッキーだったので、もちろん不満はないよ!」
8位:ロマン・グロージャン (ハース)
「またポイント圏内に戻ってこれてとても嬉しい。特に、マシンに満足できず、難しい週末だっただけにね。1周目のいろいろなインシデントを避けることができたし、その後は(セルジオ)ペレスを抑えていた。クルマには改善できるところがまだたくさんある。挙動には100%満足できてはいない。次のレースはもっと良くなると思う。これから良くなる部分があると分かっているのはとてもポジティブなことだ」
9位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「今年初のポイントを獲得できたのはもちろん良いことだ。でも、1周目のパンクチャーがなければもっと良い結果になったはずだ。スタートは最高とはいかなかったけれど、ターン2でいいラインを見つけて、リカルドとベッテルの前でコーナーを抜けていた。そのときパンクしているのに気がついた。それで後方まで下がってしまった。その後は挽回ための走りをして、何とかグロージャンのすぐ後ろの9番手まで取り戻すことができた。僕のクルマの方が速かったし、タイヤがフレッシュだったけど、彼のトラクションがとても良かったので、仕掛けられるまでには近づけなかった。今日はすべてを正しくやり遂げたので、もっと多くのポイントが獲れなかったのは残念だけど、とにかく僕たちには運がなかった。今週末にはポジティブな要素もたくさんあった。予選のパフォーマンスは素晴らしかったし、レースペースも強かった。クルマは改善しているし、これからいくつかのアップグレードもあるので、バルセロナに向けて楽観的に感じている」
10位:ジェンソン・バトン (マクラーレン・ホンダ)
「両マシンがポイント圏内で完走し、僕たちのパッケージには不向きなコースでそれを成し遂げたことは、チーム全体にとって、すばらしい結果だ。 複数のマシンが集団で2コーナーに差しかかったとき、そこで大混乱となったため、私は後ろに下がらなければならなかった。2コーナーに設置されているポールは、スタートでは問題になる。他のドライバーが2コーナーと3コーナーを走り抜ける際に、ポジション争いをしていたからだ。それについては、あとで確認の必要があると思っていr。 そこからは不利な状況だったけど、僕たちのマシンには速さがあった。それ以降は、いかに挽回するかであり、僕はその過程を本当に楽しめた。ここでオーバーテイクをするのは難しいけど、他チームのマシンを数台パスすることに成功し、楽しかったね。 次のバルセロナ戦は、僕たちにとってかなり難しいレースになるだろう。ただ、その次のモナコ戦ではまた、入賞を目標にしていく」
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