F1 日本グランプリ 予選 (鈴鹿)

2015 FORMULA 1 JAPANESE GRAND PRIX

1位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「昨日は2回ともウエットセッションだったので、ドライコンディションでクルマをセットアップするのが難しかった。でも、燃料を多く積んだ練習や予選走行をしたときには、本当に良い感触だった。ラップをうまく決めて、すでにもう1周と速いラップをしていたときにダニ(クビアト)がウォールにヒットした。チームから彼は大丈夫だと聞いて、僕たち全員が安心した。明日は自信がある。このクルマを与えてくれたチームに感謝している。僕たちはシンガポールよりも強くなって戻ってきたみたいだね」

2位:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「今週末、クルマはパーフェクトだと感じている。僕のエンジニアが素晴らしい仕事をしてくれて、ニコとのバトルを楽しんだ。彼は素晴らしい仕事をしたし、今日はエキサイティングだった。ここはもっともっととゲインを得るために絶えず戦っているトラックだ。最後のラップはとてもいい状態でスタートして、ターン7まで進んでいたけど、最後は赤旗が出てしまった。大きなクラッシュだったけど、ダニールが無事で良かった。明日は難しくなりそうだ。コンディション次第だ。ここは接近して走るのが難しいし、抜くのも大変なので、スタートが重要になるけど、ベストを尽くすつもりだ」

3位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「鈴鹿でまた3番手になれて本当に嬉しい。良い一日だった。FP3後にいくつか変更を施したけど、それらの変更はまさに僕たちが必要としていたものだったし、チームとして本当にいいパフォーマンスを発揮できた。クルマに自信を感じているし、ここではそれがとても重要だ。セッションは本当に楽しかった。昨日のコンディションによってタイヤ摩耗のデータは限られていた。でも、明日は3番手スタートなので、表彰台を目標にしなければならない」

4位:セバスチャン・ベッテル (フェラーリ)
「僕にとってトリッキーなセッションだった。序盤にうまく軌道に乗れることができなかった。クルマを感じることができず、正しいバランスを見つけるのに少し苦労した。Q3のミディアムタイヤを履いた2回目の走行では、Q2のラップと比べてまるでクルマが“生き返った”かのように大きく改善していた。最終的にはそれなり満足していい結果だと思う。まずまずのラップだったし、その前よりもずっと満足できた。競争的ななラップタイムを出すことができた。今日は3番グリッドが最大限だっただろうけど、それより1つポジションを落としてしまった。残念ながら、メルセデスは今年ずっと見せていた通常の競争レベルを取り戻してしまったようだ。明日は彼らを倒さなければいけないけど、僕たちはできる限りのことをする。レッドブル・レーシングとウィリアムズの強さも油断できないけどね」

5位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「明日のためになんとかタイヤのセットをセーブできたので、良い予選だった。Q3の赤旗によってフルのペースは示せなかったけど、クルマは競争的だった。あのような大きな事故の後、ダニールがクルマを飛び降りるのを見れて嬉しかった。明日は長いレースだし、楽しみにしている。力強いパフォーマンスを発揮できると信じている」

6位:キミ・ライコネン (フェラーリ)
「この予選結果には少しガッカリしている。ずっと速さはあったし、クルマの挙動はかなり良かった。最初の2回の予選ラップはうまくいったけど、Q3の最初の走りは平凡だったし、タイヤに適切なグリップがなかった。2回目のラップを最後まで走れなかったのが少し残念だ。更新できたと思っているけど、赤旗でセッションが終わってしまった。明日のレースに関しては、誰もドライでロングランをする時間がなかったので、ちょっと未知数だ。でも、僕たちは大丈夫だと思う。全てを適切にこなして、いくつかポジションを上げられることを願っている。他のクルマの後ろでスタートする長いレースになるけど、良いスタートを目指し、そこから頑張りたい」

7位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「何より重要なのはダニーが無事だったことだ。リプレイは見ていない。通り過ぎた時にクルマを見ただけで、チームから無線で彼が大丈夫だと知らされていた。全体的に今日のセッションはまずまずだったと思う。7番手は僕がどれだけクルマに満足していたかは伝わらないだろう。トップ5はいけると思っていたからね。でも、明日にむけていい位置にはつけている。僕たちはタイヤ摩耗に関してもいい状態なので、どうなるか見てみよう。レースの戦略はオープンだ。1ストップも可能だけど、主流は2ストップだろうね」

8位:ロマン・グロージャン (ロータス)
「Q3に進めるとは思っていなかったし、僕たちはコンマ5秒遅れをとっていると思っていたので、これは全員の素晴らしい仕事の結果だ! Q3では本当に良いラップができた。2回目の走行はできなかったけど、肝心なのはダニールが無事でクルマを降りたということだ。レースに関しては力強いポジションをキープして、ポイントを獲得したい」

9位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「9番手からのスタートは、全体的に見てそれほど悪くはないし、僕たちはそこからいいレースができると思う。Q3でラップを完了できなかったのは残念だけど、肝心なのはダニール(クビアト)が無事なことだ。タイムを記録する機会があったら、ロマン(グロージャン)の前にいたかもしれないけど、明日のスタートで彼の前に出られることを期待している。ロータスは僕たちのメインのライバルになると思うからね。僕たちの前には何台か速いクルマがいるのでタフなレースになるだろうけど、ここでは何が起こるか決してわからないし、まだ天候がどうなるかも見ていく必要がある。このレースではいつもタイヤマネジメントが重要だし、金曜日がウェットだったので、まだ若干のクエスチョンマークがある」

10位:ダニール・クビアト (レッドブル)
「レーシングカーをロールさせたのは初めてだ。どんなことにも初めてはあるよね。痛みより落胆の方が大きい。2輪を芝に落としてしまい、ランオフエリアがあまりない場所だったので、そのままウォールに直進してしまった。FP3がまとまりのないものになってしまったので、ハードにプッシュして、その結果、限界を超えてしまった。クルマは酷い状態になってしまったね。すでにここ数週間頑張ってきたみんなにさらに仕事を増やしてしまって申し訳ない。どの位置でフィニッシュできていたか? わからないけど、僕たちはストレートでのスピードが足りないけど、クルマは高速セクションで調子が良かったので、10番手よりは良かったはずだ。明日はいつも通りベストを尽くす」

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