F1 日本GP 決勝:ドライバーコメント
2014 FORMULA 1 JAPANESE GRAND PRIX
優勝:ルイス・ハミルトン (メルセデス)
「何よりもまずはジュールのことだ。仲間の1人が負傷をしたのだから、他の全ては小さなことだ。みんな彼のために祈っている。レースのリザルトなんてまったく重要ではない。ニコと僕はタフなバトルをした。僕たちはお互い本当にハードにプッシュした。ハードにプッシュしすぎてターン1でDRSを閉じるのが遅れたときはかなりヒヤッとしたけど、幸いにもトラックに戻ることができた。レースを通してコンディションは難しかったけど、今日は僕の方がニコよりペースが良ったし、序盤はかなり楽についていくことができた。ここはオーバーテイクのために他のクルマについていくのが簡単なサーキットではないけど、彼が最終コーナーでミスをして、パスすることができた。そこからは、タイヤをケアして、レースの最後までリードを守り切るために、アプローチ全体を変えなければならかった。でも、そんなことはどうでもいい。ジュールのことを心配している」
2位:ニコ・ロズベルグ (メルセデス)
「僕の思いは、仲間のジュール、彼の家族、チームメイトたちとともにある。ポジティブなニュースが聞けることを願っている。今日はウェットコンディションで本当にタフなレースだった。インターミディエイトタイヤでクルマのバランスにかなり苦しんだし、ルイスを抑えるためにハードにプッシュしなければいけなかった。オーバーステアが酷かったので、リアエンドがとてもナーバスだった。本当に奇妙だったし、コーナーで必要な自信が持てなかった。今後数日でそれを調べる必要がある。今日はルイスの方が速かったし、勝利にふさわしかった。彼に対して7ポイントしか失わなかったし、ダメージを最小限に抑えることができた。チームにとっては、また1-2フィニッシュができて良いリザルトだった」
3位:セバスチャン・ベッテル (レッドブル)
「今日、トラック上でレースで起こった全てのことは二の次だ。僕たちの一人が、大変な状態にある。まだ彼がどうかはわからない。ジュールは酷い事故に遭った。僕たちはすぐに非常に良いニュースが聞けることを願っている。どれくらい悪い状態なのかはかわらない。僕たちは今日がどれくらい難しく、滑りやすかったのかわかっているし、全ドライバーが本当に彼に同情していると思う。心から無事を祈っている」
4位:ダニエル・リカルド (レッドブル)
「今は、僕たち全員がジュールのことを考えているし、それが僕たち全員にとっての最も重要なことだ。彼はかなり大きな事故に遭ったと聞いているし、ドライバーが無地かどうかわからないときは気持ちのいいものではない。レースはトリッキーだったし、それほど悪くはなさそうだった。昨日のセットアップが成果を挙げた。僕たちは戦略でいくつか異なることを試した。でも、今、一番重要なのはビアンキのことだ」
5位:ジェンソン・バトン (マクラーレン)
「僕にとって、今日のレースはあまり重要ではない。ジュールの事故は何も見ていないけど、最も重要なことは、今、僕たちが、彼と彼の家族、そして彼のチームのことを心から考えているということだ。F1では決して起こってほしくない事故だ」
6位:バルテリ・ボッタス (ウィリアムズ)
「僕たちにとっては簡単なレースではなかったけど、それでもポイントを獲得できたのは良かった。ウェットでのクルマはベストとは言えなかったけど、戦略を最大限に生かして自分たちにできることをやり尽くした。コーナーでペースがなかったし、タイムをかなり失ってしまった。レッドブルがあまりにも速くて驚いた。ドライではもうちょっとうまくやれたはずだ。ジュールが無事で、何も深刻なことがないことを心から祈っている」
7位:フェリペ・マッサ (ウィリアムズ)
「今日のレースはとても難しかった。スタートでアクアプレーニングが起こり、終盤にはまた雨が降り始めて暗くなっていった。レッドブルは僕たちには速すぎたね。特にインターミディエイトタイヤではそうだったし、ポジションを守ることはできなかった。今はジュールが無事であることを一番に考えている」
8位:ニコ・ヒュルケンベルグ (フォース・インディア)
「終盤まで、僕のレースは順調だった。ペースは良かったし、クルマのフィーリングも良かった。序盤にいくつか順位を上げて、遅めにピットインし、最初のストップで数台の前に出ることができた。僕にとってはそれほど波乱に富んだレースではなかった。大半は単独走行だったからね。コンディションは最初からかなり難しかったし、集団の前の方にいても視界が悪かった。それはみんなも同じだったと思う。ウェットの時はいつもチャレンジだからね。最後のセーフティカーが出たときに僕たちはもう一度ピットに入ることにした。長い間使ったタイヤだったので、レースをフィニッシュするために新しいラバーが必要だった。土曜日が厳しかったので、ポイントを獲れて良かった。今日はうまく巻き返せたと思う。鈴鹿はウェットでレースをするには難しいトラックだ。アクアプレーンの起きる場所が多いし、ちょっとしたミスも起きやすい。レースが終了することになったアクシデントは見ていないけど、ジュールの無事を願っている」
9位:ジャン・エリック・ベルニュ (トロ・ロッソ)
「ジュールの事故について聞くまでは、レースの内容にとてもハッピーだった。今は彼のことについて何か聞くのがすべてだ。僕自身について言えば、グリッドの後方からスタートしてポイント圏内で終えたのは素晴らしいと思っている。ドライバーはできるだけ速く走ろうと挑むものだし、今日はこのようなレーシングコンディションでミスをしないでいるのが本当に難しかった。だけど、僕とチームは最高の仕事をしたと信じている」
10位:セルジオ・ペレス (フォース・インディア)
「今日のコンディションはとても難しかったし、レースがスタートしたときは前のクルマも見えないほどだった。序盤はただアクアプレーニングを避けてクルマをコース上に留めておくことが全てだった。視界があまりにも悪かったからね。僕たちの戦略はとてもうまくいったけど、最後のストップは不運だったし、それでいくつかポジションを落としてしまった。みんなと同じように僕もジュールのために祈っている。すぐに良いニュースが聞けることを願っている」
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