ダニール・クビアト、過去のトロロッソ降格は「もうページをめくっている」
ダニール・クビアトは、2016年にレッドブルからトロロッソに降格したことのことはもう考えていないし、「もうページはめくっている」と語った。

ダニール・クビアトは、セバスチャン・ベッテルがフェラーリに移籍した2015年にレッドブルに昇格。その後、3回の表彰台を獲得したダニール・クビアトだったが、ターン2でセバスチャン・ベッテルに追突したF1ロシアGPを最後にトロロッソに降格することになった。

ダニール・クビアトに代わってレッドブルに昇格したマックス・フェルスタッペンは、1週間後のスペインGPでの初戦で優勝し、レッドブルでの地位を固めていった。

その一方で、ダニール・クビアトはトロロッソで調子を取り戻すことができず、2017年シーズン後半にシートを喪失するとともに、レッドブルのプログラムからも完全に外されることになった。

だが、2018年にフェラーリのシミュレータードライバーとして過ごしたダニール・クビアトは、今季再びレッドブルのプログラムに復帰。トロロッソ・ホンダからF1に復帰し、ドイツGPでは3位表彰台を獲得している。

2016年の降格について質問されたダニール・クビアトは、もう昔のことであり、すべてが許されていると語った。

「すでにページをめくっている」とF1ロシアGPの木曜記者会見に参加したダニール・クビアトはコメント。

「それを経験したのは確かだけど、もう問題はない。出ていくことになったけど、なんとかレッドブルに戻ってくることができたし、それについては何の問題もない。僕としては今年と将来に完全に焦点を当てている。僕にとってはもう閉じているチャプターだ」

ダニール・クビアトは、母国レースとなるロシアGPは常に喜びだと語る。

「シンガポールとの連戦なので、モスクワで一日休んでから水曜日にここにきた」とダニール・クビアトはコメント。

「昨日の夕方にちょっとしたイベントがあった。ホームグランプリでは恒例ノイベントで、今日はいつもより少し忙しいけど、ホームグランプリはいつだって喜びだし、問題はない」

「まだあまり多くのファンに会っていないけど、今夜サイン会で会うことになるだろうね。トラックウォークをしたけど、かなり興奮している人たちがいたね。ここのみんながF1を愛していると思うし、僕にとってそれはかなり嬉しいことだ」

「土曜日と日曜日にはグランドスタンドに多くの人々が来てくれると思う。僕にとっては大きな意味のあることだ。ロシアのモータースポーツが大きく成長しているということだし、それに貢献できていることを嬉しく思う」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ダニール・クビアト / トロロッソ / ホンダF1