F1中国GP、2020年にダブルヘッダー開催の可能性…F1日本GPは?
F1中国GPが、2020年シーズン後半に2レースを開催する可能性があると The Race が報じている。

新型コロナウイルスの影響によって序盤10戦が延期・中止となっていたF1だが、7月5日にオーストリアで開幕するヨーロッパでの8ラウンドのカレンダーを発表。現在、F1上層部はその後のレースをどのように展開していくかについてに取り組んでいる。

F1のマネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、ヨーロッパだけの8戦でチャンピオンシップが成立する可能性があることを示唆しているが、The Race にレポートによると、F1はテレビ放送局を満足させて収入を得るために少なくとも15戦のレースカレンダーをまとめることを目指しており、バーレーン、アブダビ、ソチ、そして、中国で2020年後半の複数レースを開催することを検討しているという。

シーズン序盤の8戦に加え、その4つの開催地でダブルヘッダーを開催できれば、少なくとも3つの大陸、15戦という目標をクリアすることになる。

また、F1上層部は、同じトラックで2戦を開催するグランプリはホスティング料金を半分することをオファーしているという。また、無観客でレースを開催するイタリア、ハンガリー、ベルギーの3つの会場は契約を1年延長することで補填されている。

その一方で、メキシコ、アメリカ、日本、ブラジルは、開催のために懸命に取り組んでいるが、今年の開催は疑わしいと同サイトは報じている。また、アゼルバイジャン、シンガポール、ベトナムという3つの会場はストリートレースという特性上、今季の開催は困難だと考えられている。

日本については、最近、MotoGPがツインリンクもてぎでの日本GPの中止が発表された。以前、鈴鹿サーキットは鈴鹿8耐が“無観客レース”となった場合は“興行にはあたらない”との見解を示しており、無観客でのグランプリを開催できるかが今後の焦点になってくるかもしれない。

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カテゴリー: F1 / F1中国GP