シャルル・ルクレール、チームから誤った情報を伝えられ不満爆発 / フェラーリ F1ロシアGP 予選
フェラーリF1のシャルル・ルクレールは、F1ロシアGPの予選Q2でのチームからの誤った情報に不満を爆発させた。

予選Q1でシャルル・ルクレールとチームメイトのセバスチャン・ベッテルは、ウィリアムズのジョージ・ラッセルに上回られ14番手と15番手でぎりぎりで通過。

そして、Q2では状況はさらに悪化。セバスチャン・ベッテルがクラッシュし、直後を走行してシャルル・ルクレールはかろうじて避けることができたものの、多くのデブリの上を走行し、タイムを更新することができなかった。

赤旗中断後に残り2分15秒でセッションが再開された際、シャルル・ルクレールはQ3に進出するためにベストタイムを更新する必要があった。

チェッカーフラッフが振られる前にコントロールラインを通過するためにはアウトラップを急ぐ必要があった。しかし、チームはシャルル・ルクレールにエステバン・オコンとのギャップが“ゼロマージン”だと伝え、キャップを開くように指示。しかし、実際には6秒のギャップがあった。その誤情報がなければ、より多くのトウを得てQ3進出を果たせた可能性があった。

「今日は間違いなく良い結果を出せるペースがあった。少なくとも僕たちが予想していたよりもはるかに優れていた。僕たちはチャンスを逃したし、かなりがっかりしている」とシャルル・ルクレールは語った。

「マージンがまったくないと思っていた。ラジオで伝えられていた。でも、実際にはかなりのマージンがあったし、前のマシンとのギャップを大きくすることができた。苛立ちを感じている。でも、それが人生だ」

「良い面としては、11位からスタートするので、明日はグリッドでタイヤを選べる1番前のマシンだし、その恩恵を受けることができることを願っている」

セバスチャン・ベッテルがクラッシュした際、シャルル・ルクレールは“とても近かった”と無線で動揺を示し、ベッテルが無事かを尋ねていた。

「かなり怖かったけど、彼が無事なことを願っていた。それよりも悪いことはないからね」と1年前にソチでポールポジションからスタートして3位で終えたシャルル・ルクレールは付け加えた。

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / F1ロシアGP