ルクレール、フェルスタッペンに反論 「彼には何のてがかりもない」
シャルル・ルクレールは、F1アメリカGPでフェラーリがペースを失ったのは“不正行為をやめた”からだとのマックス・フェルスタッペンに反撃。“何の手がかりのない部外者”の発言だと切り捨てた。

シャルル・ルクレールは、F1アメリカGPの決勝レースを4位でフィニッシュ。しかし、メルセデスとレッドブル・ホンダのペースに対抗することはできず、トップから50秒遅れの孤独なレースとなった。

前戦まで6戦連続でポールポジションを獲得していたフェラーリの突然の失速は、偶然にもレッドブル・ホンダがフェラーリのシステムを疑ってFIAにエンジンの燃料流量システムに関する規則についての合法性を明確化することを求めた後に起こった。

レッドブル・ホンダはFIAに異議申し立てをしたわけではなく、FIAは公式調査を開始しなかったものの、技術指令という形で違法なシステムがF1チーム側に伝えられた。

フェラーリは、ストレートで大幅に遅くなっており、マックス・フェルスタッペンは「不正行為をやめるとそのようなことが起こる」と主張。フェラーリのパワーユニットが合法的ではなかったことを示唆した。

だが、シャルル・ルクレールはマックス・フェルスタッペンの発言を一蹴した。

「完全に正直に言えば、ジョークとしか思えない」とシャルル・ルクレールはコメント。

「彼には何の手がかりもない。彼はチームの人間ではない。僕たちは自分たちが何をやっているか完全に把握しているし、彼が僕たちのことを何も知らないのにどうしてあんなことを言えるのはわからない」

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / マックス・フェルスタッペン