F1 シャルル・ルクレール アントワーヌ・ユベール
シャルル・ルクレールは、F1ベルギーGPでのF1初勝利を幼馴染のアントワーヌ・ユベールに捧げ、感傷的な勝利だと語った。

ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレールは、ピットストップのタイミングでチームメイトのセバスチャン・ベッテルにリードを奪われるも、再びトップに立つとトップを独走。快適に初勝利への道を走っているかに見えた。

しかし、レース終盤にタイヤに苦しみ、ルイス・ハミルトン(メルセデス)からのプレッシャーを受ける。それでも、トップを堅持したルクレールは0.981秒差で逃げ切って待望の今季初勝利。表彰台に初めてモナコ国家が流れた。

シャルル・ルクレールは控えめに勝利をアントワーヌ・ユベールに捧げた。幼馴染のユベールは土曜日のF2レースの悲劇的なクラッシュでこの世を去っていた。

「子供の頃からの夢がかなったけど、一方で昨日からとても困難な週末だった。僕たちは友人を失った」とシャルル・ルクレールは語る。

「このような状況はとても難しい。僕の初勝利は彼に捧げたいと思う。僕たちは一緒に成長してきた。初めてのレースはアントワーヌ、エステバン(オコン)、ピエール(ガスリー)とだった」

「昨日起こったことは本当に残念だ。初勝利を心から楽しむことはでいないけど、間違いなく永遠に刻まれる思い出になった」

フェラーリは後半にタイヤに苦しんだ。チームメイトのセバスチャン・ベッテルは残り5周で2回目のピットストップを行った。

「とても難しいレースだった。僕たちは終盤にタイヤにかなり苦しんでいた。でも、僕としてはブダペストよりもはるかに満足できていた。タイヤをうまく管理することができた」

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カテゴリー: F1 / シャルル・ルクレール / スクーデリア・フェラーリ / F1ベルギーGP