ケータハム F1イタリアGP
ケータハムは、F1イタリアGP初日のフリー走行で、シャルル・ピックが20番手タイム、ギド・ヴァン・デル・ガルデが21番手タイムだった。午前中にはヘイキ・コバライネンが走行を担当した。

シャルル・ピック (20番手)
「FP1は順調にいった。クルマのバランスは、インストレーションラップから良かったし、残りのセッションもプラン通りに進んだ。主にメカニカル面のセットアップオプションとダウンフォースのスキャンに取り組んだけど、前のチームとのギャップが予想していたあたりにいるのを確認できたのは良かった」

「FP2は、ハードタイヤでの8周ランからスタートしたけど、昼休みに施した変更がクルアのバランスにネガティブな影響を与えたように感じたし、ミドルセクターのアンダーステアが増えて、特に進入でのスタビリティがなくなった。いくつかメカニカル的な変更を施して、そのあと初めてミディアムタイヤで出ていったけど、クルマの感覚は午前中のセッションとはとても違っていた。バランスが良くなかったし、アンダーステアが多かったので、そのセットから得られるはずのタイムは出せなかった。ロングランでのクルマのバランスも一貫していなかった。コーナーではアンダーステアとオーナーステアの両方が出ていたし、それは僕たちがここで目指していたことではないのは明らかだ。でも、それなりのラップ数を蓄積できたし、今夜作業するためのデータはたくさんあるので、作業を続けて、明日はもっと強くなって戻りたい」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ (21番手)
「FP2でクルマに戻って、ハードタイヤでの作業を始めた。最初の走行では、タイムは問題なかったけど、トラクションが良くなかったし、セクター1でベストなラインを見つけるためにちょっと時間が必要だった。2回目の走行ではわずかに進歩を果たせたし、そのあとミディアムタイヤで初めて走行したけど、正直、変な感じだった。新品のオプションに期待していたグリップはなかった。クルマのバランスは問題なかったけど、オプションで見つけられるべきタイムを見つけられなかったので、今夜、詳細を見つけなければならない。ドラッグレベルによってロングランのペースはOKだったけど、特に予選にむけて、タイヤのウォームアップを管理して、オプションでのグリップ問題を解決する方法を調べていく必要がある」

ヘイキ・コバライネン
「全体的にセッションの内容にはかなり満足している。もちろん、僕にとって重要なことはできる限りチームの役に立つことだし、このような短いセッションはいつだってトリッキーだ。特に僕たちがここで走らせているローダウンフォース・パッケージでスピードを取り戻すには1周くらいかかるからね。高速セクションではちょっとアンダーステアだったけど、僕にとってのメインの問題はブレーキングのスタビリティだった。モンツァにはヘビーなブレーキングゾーンがいくつかあるので、もちろん重要だ。でも、セッションの終盤までにはいくらか進歩を果たせた」

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カテゴリー: F1 / ケータハム / F1イタリアGP