カルメン・ホルダ
カルメン・ホルダは、女性ドライバーのみで争われる新たな国際レーシングシリーズ『Wシリーズ』の55名のドライバー候補に選ばれていたが、一次選考のプロセスを辞退した。

スペイン出身のカルメン・ホルダは、2015年から2017年の3年間、ロータスとルノーの開発ドライバーを務めていた。しかし、2012年のGP3の12位が最高成績であるカルメン・ホルダの契約は当時物議を醸した。

また、FIA(国際自動車連盟)がカルメン・ホルダをWomen in Motorsport Commissionに任命したことにも女性レーサーから猛反発を受けた。

カルメン・ホルダは、女性ドライバーについての発言でたびたび物議を醸している。

女性限定のレースについてカルメン・ホルダは「女性向けのシリーズを作るのは良いアイデアかもしれません。私は12歳からレースを続けてきました。そして、何年もの間、女性がトップになろうと頑張っているのを見てきましたが、誰も実現していません。なぜ、トライする場を与えないの?」と発言して炎上。

また、フォーミュラEについても「ダウンフォースやパワーステアリングという点で、F1よりもフィジカル的な負担は軽減されます。だから、イエスと言えるでしょう。F2やF1で私たち女性が直面しているチャレンジはフィジカルな問題だし、フォーミュラEはそうならないと思います」「自分の経験で言えば、カートやF3、GTなど、他のあらゆるチャンピオンシップでは女性が好結果を残すこともできると思いますが、そういったシリーズと異なり、F1やF2にはフィジカル的なバリアがあります。それは女性にとって大きな問題だと思うし、それがそれらの選手権に女性が一人もいない理由だと思います」と発言してバッシングを受けた。

2019年からスタートする女性ドライバーのみで争われる新たな国際レーシングシリーズ『Wシリーズ』は、昨年11月に初開催にむけて55名の候補者を発表。今月、オーストラリアで3日間の徹底的な評価プロセスが実施されたが、そこに参加したドライバーは54名。カルメン・ホルダは参加を辞退していた。

その理由についてカルメン・ホルダは「2019年のWシリーズの初シーズンの一員ではないことを発表したいです。過去数ヵ月間、Wシリーズとして女性のためのチャンピオンシップをプロモートする手助けができたことは私にとって喜びでした。ですが、残念ながら、私のスポンサーのニーズを満たせる合意をみつけることができませんでした」と語った。

Wシリーズは、最終選考に進んだ28名のドライバーを発表。そのなかには日本人として唯一参加している小山美姫も残った。

次の選考プロセスは、3月にスペン南部のアルメリアで4日間にわたって行われ、そこで候補者たちはWシリーズで使用されるタトゥース製のF3スペックのマシンをテスト。5月のホッケンハイムの開幕ラウンドに先立ち、グリッドに並ぶ18名のドライバーと2人の補欠が選出される。

Carmen Jorda W Series
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