ジェンソン・バトン 「F1にNASCARのステージポイント導入はどう?」
ジェンソン・バトンは2週間後にCOTAでNASCARカップシリーズにデビューするが、元F1王者はF1がストックカーレースの世界からいくつかのことを学ぶことができると考えている。

NASCARで7度の優勝を誇るジミー・ジョンソンと2010年のル・マン優勝者マイク・ロッケンフェラーが参加するガレージ56の特別プロジェクトの一環として6月にル・マン24時間レースに出場するバトンは、今月末にサーキット・オブ・ザ・アメリカズで行われるNASCARカップシリーズの洗礼を受けるためにリック・ウェア・レーシングに加わる予定だ。

3月26日にCOTAでキミ・ライコネンとともにグリッドにつく15回のグランプリウィナーは、3レースでRWRの15号車モービル1フォードマスタングをドライブする契約を結んだが、イギリス人は、この大がかりなNASCARへの挑戦を単なる楽しみとしているのではないと明言している。

「何かに身を投じるときは、100パーセントの気持ちで臨む」とバトンは語る。

「ただ面白半分に、その場しのぎでやっているわけではない」

「競争力をつけたいし、競争力をつけるには、少し時間がかかることもわかっている。だから、今シーズンはこの3つのレースがとても効果的なんだ」。

NASCARNASCAR

NASCARの大ファンであるウィリアムズ・レーシングのアドバイザーであるばとんは、このシリーズのフォーマットには精通しているが、まったく新しい世界に足を踏み入れ、経験することになる。

F1がアメリカの最高峰モータースポーツシリーズからいくつかのヒントを得ることはできないかと尋ねられたバトンは、ひとつの興味深い提案をした。

「F1の素晴らしいところは、彼らが変化や面白がらせることに対して非常にオープンであることだと思う」と彼は言った。

「スプリントレースはとてもうまくいっていると思う。長い間同じであったスポーツを変えるとき、誰もがハッピーになるわけではないだろう。でも、僕はその変化が好きだ」

「NASCARではレース中にステージポイントがあり、ピットインするタイミングによってポイントが変わるので面白いかもしれない」

「もし、レース中のあるポイントでポイントを獲得できれば、それが1周、20周、40周、そしてレースの終盤であれば、戦略が変わるかもしれない。うまくいくかどうかはわからないけどね」

F1 ジェンソン・バトン

ジェンソン・バトンは、その成長と人気が高まる傾向にあるF1は現在良い状態にあると考えているが、このスポーツがより軽量な車に移行することを望んでいると語る。

「F1は素晴らしい場所にあると思う」とバトンは付け加えた。「僕はレースを楽しんでいる」

「F1での夢は、車が軽くなることだ。それは常に夢です。なぜなら、ドライバーとして、僕たちは軽量車が好きだと思うからね」とストックカーでレースをしようとしているバトンは語った!

「でも、F1の現状に満足している。必要だと思えば、あちこちに手を加え、恐れずに挑戦する準備ができている限りはね」

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / NASCAR