ジェンソン・バトン 「1年離れたリカルドがF1に戻れるとは思えない」
マクラーレンは、ダニエル・リカルドとの契約を1年早くに解消してルーキーのアスカー・ピアストリを起用することを決定。2023年の F1 ラインナップは、ハースF1チームのケビン マグヌッセンのチームメイトの座の1つを残してすでに決定している。
ダニエル・リカルドは、12年間にわたってF1グリッド上で馴染みの名前だったが、2023年はリザーブドライバーの役割についていくつかのF1チームと話し合っていることを以前に確認している。
しかし、ジェンソン・バトンは、ダニエル・リカルドは一度F1シートを手放したら戻ってくるのは難しいだろうと考えている。
「ザック（ブラウン、マクラーレンCEO）とマクラーレンの動きは正しいと思う。今シーズンのほとんどで、ダニエルはランドのペースに追いつかず、時にはかなり遅れていたので、チームにとって正しい動きだ」とバトンはスカイスポーツのAny Driven Mondayで説明した.
「ダニエルにとってトリッキーな状況だ。彼はあまりグリッドをはるかに下げて後方にいるチームと仕事をすることを望んでいなかったのだと思う。ほとんどレースに勝っているチームから来たドライバーにとって、自分がポイントを争っていることを突然知るのは難しいことだ。
「だから、それはタフなことだが、それでも彼にとってはもっと良い移籍だったと思う。チームに入り、一生懸命働き、もう少し自分に合っていたかもしれない車ならば自分に何ができるかを人々に示していた。それに人々は前年に何が起こったかを忘れる」
「それが今の問題だ。人々はリカルドがどれだけ優れているかを忘れている。なぜなら、彼は1年半から2年、非常に困難な時期を過ごしてきたからだ」
「しかし、彼には才能がある。彼に合った車に乗れば、彼のスキルを発揮し、再びトップチームでレースをする機会を得られるだろう。だが、離れた場合、どうなる? 人々は昨年何が起こったかしか覚えていない」
「トリッキーことだし、僕は1年離れた後、競争力のあるチームに戻ってくるとはあまり思えない」
カテゴリー： F1 / ジェンソン・バトン / ダニエル・リカルド
