ジェンソン・バトン、アロンソのF1休止に「やっと正しい決断をした」
ジェンソン・バトンは、元マクラーレンのチームメイトであるフェルナンド・アロンソが、2018年シーズン限りでF1を離れるという発表を聞いて“やっと正しい決断をした”と感じたと語る。
2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンは、2016年末にF1を引退してレース活動を休止するまでの2シーズンをマクラーレンでフェルナンド・アロンソのチームメイトとして過ごした。
昨年、フェルナンド・アロンソがインディ500に挑戦した際にF1モナコGPで1戦限りのF1復帰を果たしたジェンソン・バトンだが、フルタイムでのF1復帰は除外し、現在はSUPER GTとFIA 世界耐久選手権(WEC)に焦点を当てている。
フェルナンド・アロンソは、8月14日(火)に“もっと大きなチャレンジ”に挑むために2019年のF1には参戦しないことを発表。来年は世界3大レースでの“3冠”を達成するためにインディカーにフル参戦すると考えられている。
「彼に『やっと正しい決断をしたね』と言ったよ。言ってみれば、彼はコーヒーの香りを嗅いで目を醒まして現実に目を向けたんだ」とジェンソン・バトンは、WECの予選後にシルバーストンでリポーターに語った。
「彼はやっと正しい決断をした。彼らがF1を離れることを選択するときは常に個人に委ねられている。彼は僕が選択したのと同じことをした。離れるけど、1年後に戻ってくる可能性を残すというね。それは正しい選択だと思う」
「でも、もしマクラーレンに速さがあって、レースに勝利すれば、彼はF1に戻ってくるだろう」
ジェンソン・バトンは、フェルナンド・アロンソのF1での功績を称賛しているが、2019年の競争力を下げることなく忙しいレーススケジュールを過ごしていくことになると考えている。
「彼の引退について話をしても何も意味はない。それは彼のキャリアだし、並はずれたものだった。2度のワールドチャンピオンを獲得し、それ以外にも何度もチャンピオンに近づいていた。そんなことができる人は多くはいない」とジェンソン・バトンはコメント。
「僕たちはチームメイトだったし、フェルナンドの長所と短所は十分にわかっている。フェルナンドとレースをすること、チームメイトとして彼と対戦することは本当に楽しかった。最もタフなチームメイトだったし、本当にそれを楽しんでいた。僕の亡き父はいつもフェルナンドのことをリスペクトしていたし、常に人を見る目があった。フェルナンドは僕の父ともとてもうまくやっていた」
「彼とレースをするのは本当に嬉しいことなんだ。明日は僕たちは2番グリッドと3番グリッドからスタートするし、それはかなりクールなことだでも、彼はまだレースを続けていくだろうし、95歳くらいまで続けるんじゃないかな。彼は僕よりも多くのレースをしている。スペインではいつもカートスクールにいて、運転して、教えている。もちろん、彼はWECでもレースをしている」
「かれっは来年も忙しいスケジュールを過ごすと思う。レーシングドライバーがレースをするのを止めることなどできない。自分も止めることができると思ったけど、できていないしね」
フェルナンド・アロンソは、F1から離れることを決断した大きな理由としてF1でコース上でのアクションが不足していることを挙げている。
しかし、ジェンソン・バトンは、現在のWECではトヨタがLMP1クラスを支配しており、アロンソがWECで激しいバトルを見つけられるかどうかには疑問を抱いている。
「レースがあまり楽しくものではなっているという彼の説明はとてもよくわかる」とジェンソン・バトンはコメント。
「でも、『ちょっと待て。君はWECでレースをしているけど、競争するクルマは1台しかないじゃないか!』という感じかな。そこで判断したわけではないと思う」
「彼がインディカーを愛しているのはわかっているし、実際に彼はインディカー、インディ500での経験と比較したんだと思う」
「勝利をかけてレースをしていれば、もっと楽しめるだろう。でも、彼のような2度のワールドチャンピオンを獲得したドライバーが、ミッドフィールドで戦ってると、しばらくすると退屈になってしまうものだ」
「上位勢に周回遅れにされるのではなく、トップにいたいものだからね」
カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン
2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトンは、2016年末にF1を引退してレース活動を休止するまでの2シーズンをマクラーレンでフェルナンド・アロンソのチームメイトとして過ごした。
昨年、フェルナンド・アロンソがインディ500に挑戦した際にF1モナコGPで1戦限りのF1復帰を果たしたジェンソン・バトンだが、フルタイムでのF1復帰は除外し、現在はSUPER GTとFIA 世界耐久選手権(WEC)に焦点を当てている。
フェルナンド・アロンソは、8月14日(火)に“もっと大きなチャレンジ”に挑むために2019年のF1には参戦しないことを発表。来年は世界3大レースでの“3冠”を達成するためにインディカーにフル参戦すると考えられている。
「彼に『やっと正しい決断をしたね』と言ったよ。言ってみれば、彼はコーヒーの香りを嗅いで目を醒まして現実に目を向けたんだ」とジェンソン・バトンは、WECの予選後にシルバーストンでリポーターに語った。
「彼はやっと正しい決断をした。彼らがF1を離れることを選択するときは常に個人に委ねられている。彼は僕が選択したのと同じことをした。離れるけど、1年後に戻ってくる可能性を残すというね。それは正しい選択だと思う」
「でも、もしマクラーレンに速さがあって、レースに勝利すれば、彼はF1に戻ってくるだろう」
ジェンソン・バトンは、フェルナンド・アロンソのF1での功績を称賛しているが、2019年の競争力を下げることなく忙しいレーススケジュールを過ごしていくことになると考えている。
「彼の引退について話をしても何も意味はない。それは彼のキャリアだし、並はずれたものだった。2度のワールドチャンピオンを獲得し、それ以外にも何度もチャンピオンに近づいていた。そんなことができる人は多くはいない」とジェンソン・バトンはコメント。
「僕たちはチームメイトだったし、フェルナンドの長所と短所は十分にわかっている。フェルナンドとレースをすること、チームメイトとして彼と対戦することは本当に楽しかった。最もタフなチームメイトだったし、本当にそれを楽しんでいた。僕の亡き父はいつもフェルナンドのことをリスペクトしていたし、常に人を見る目があった。フェルナンドは僕の父ともとてもうまくやっていた」
「彼とレースをするのは本当に嬉しいことなんだ。明日は僕たちは2番グリッドと3番グリッドからスタートするし、それはかなりクールなことだでも、彼はまだレースを続けていくだろうし、95歳くらいまで続けるんじゃないかな。彼は僕よりも多くのレースをしている。スペインではいつもカートスクールにいて、運転して、教えている。もちろん、彼はWECでもレースをしている」
「かれっは来年も忙しいスケジュールを過ごすと思う。レーシングドライバーがレースをするのを止めることなどできない。自分も止めることができると思ったけど、できていないしね」
フェルナンド・アロンソは、F1から離れることを決断した大きな理由としてF1でコース上でのアクションが不足していることを挙げている。
しかし、ジェンソン・バトンは、現在のWECではトヨタがLMP1クラスを支配しており、アロンソがWECで激しいバトルを見つけられるかどうかには疑問を抱いている。
「レースがあまり楽しくものではなっているという彼の説明はとてもよくわかる」とジェンソン・バトンはコメント。
「でも、『ちょっと待て。君はWECでレースをしているけど、競争するクルマは1台しかないじゃないか!』という感じかな。そこで判断したわけではないと思う」
「彼がインディカーを愛しているのはわかっているし、実際に彼はインディカー、インディ500での経験と比較したんだと思う」
「勝利をかけてレースをしていれば、もっと楽しめるだろう。でも、彼のような2度のワールドチャンピオンを獲得したドライバーが、ミッドフィールドで戦ってると、しばらくすると退屈になってしまうものだ」
「上位勢に周回遅れにされるのではなく、トップにいたいものだからね」
カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン