ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、公私ともに今が最も充実していると感じていると語る。

2009年のF1ワールドチャンピオンであるジェンソン・バトン(38歳)は、2016年にF1引退を表明。2017年のF1モナコGPでインディ500に参戦するフェルナンド・アロンソの代役として1戦限りの復帰を果たした。今季は日本でチーム・クニミツからSUPER GTに参戦。今週末のル・マン24時間レースではSMPレーシングから耐久レースデビューを果たす。

また私生活では、ガールフレンドのブリトニー・ウォードと再婚することを発表しているジェンソン・バトンは、今のレース活動と私生活に幸せを感じていると語る。

昨年のF1モナコGP以降の人生について質問されたジェンソン・バトンは「素晴らしいことだった。僕はF1で何年も過ごしてきたし、そこから身を引くことは素晴らしいことだった。それをするにはいいタイミングだった」とコメント。

「現実的にもし自分で選択できるとしたら、2016年の途中まで残っていただろう」

「人として今の方がずっと幸せだ。人生は素晴らしい。僕はレースをしている。僕はずっとレースをしていたいと思っていた」

今年、第2戦のル・マン24時間レースからSMPレーシングからFIA 世界耐久選手権に参戦するジェンソン・バトンは「もっと多くのテストができなかったのは残念だ」とコメント。

「マニクールで4時間くらい走っただけではル・マンにむけてあまり準備を整えることはできないからね。でも、スイッチなどに慣れることができたのは良かった。実際、僕はここでクルマについてあらゆることを学んでいる」

「ル・マンはやりたいと思っていたことだけど、40歳まで待ちたくはなかった。今後2年で何が起こるかは誰にもわからないしね。自動車メーカーが関わり、ハイパーカーをベースとしてクルマが多くなるかもしれない。それらはこのクルマほど速くはないだろうし、このモンスターを走らせる機会を得ることができて嬉しく思っている。3分20秒台っでここを周回するのは本当に狂気の沙汰だ。とてもエキサイティングだね」

現在日本で走らせているSUPER GTとLMP1を比較するよう求められたッジェンソン・バトンは「考えていたのとは正反対だった」とコメント。

「特に日本で走らせているSUPER GTと比較して、多くのパワーがあって、高速ではそれほどグリップはないだろうと考えていた。っでも、とてもパワーは低くて、高速コーナーでは非常に良いグリップがあるように感じた」

「そうではないことはわかっているけどね。僕たちはストレートを338km/hで走っているし、それは遅くはない。でも、クルマが生み出すダウンフォースは高速コーナーでとても印象的だ」

ジェンソン・バトンは、ヴィタリー・ペトロフ、ミカエル・アレシンとともに走らせるNo.11 SMPレーシング/BRエンジニアリングBR1・AERは7番グリッドからル・マン24時間レースをスタートする。

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン