カルメン・ホルダ フォーミュラE 国際自動車連盟
元F1ドライバーのジェンソン・バトンは、女性ドライバーにはF1やF2よりもフィジカル的な負担が少ないフォーミュラEが適しているとしたカルメン・ホルダの発言に異議。「君だけの問題だ」と噛みついた。

先週、カルメン・ホルダはメキシティePrix前のデモ走行でフォーミュラEカーで初走行。「F1やF2にはフィジカル的なバリアがある」と語り、「フォーミュラEの方がフィジカル的なチャレンジは少ないため女性ドライバーに適している」と述べた。

以前から男性と女性はF1で対等に戦えないと述べて物議を醸していたカルメン・ホルダのこのコメントは炎上必至とみられていたが、早速、ジェンソン・バトンが噛みついた。

ジェンソン・バトンは「カルメン、その発言は女性レーシングドライバーの適切な支援にはなっていない」とTwitterでコメント。

「ダニカ・パトリックにレースカーを走らせる体力について聞いてみなよ!」とこれまでインディカーやNACARを戦い、今年でレースを引退するダニカ・パトリックに言及。

「彼女はジムで僕のケツを蹴り上げていたよ。だぶん、彼女は今のF1グリッドのどのドライバーとも同じくらい強い」

「フィジカル的な壁はない。君だけの問題だよ、カルメン」

昨年、カルメン・ホルダは、FIA(国際自動車連盟)の女性のモータースポーツ活動を推進する委員会であるWomen in Motorsport Commissionのメンバーに選任されている。

また、GP3に参戦した3シーズンで一度もトップ20圏内に入ったことがないにも関わらず、ロータスのF1開発ドライバーに就任したカルメン・ホルダには当時から妬みも混じった非難の声が挙がっている。

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カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / フォーミュラE / カルメン・ホルダ