R108の評価はイマイチ?
ジェンソン・バトンは、バルセロナのRA108での初の本格的なテストを終え、RA108の印象を語った。

「新車の信頼性には満足しているよ。今週はいくつかの進歩を遂げられたが、次のテストでやらなければいけないことはまだたくさんある。RA108は完全に新しいもので、セットアップの開発という点ではゼロからのスタートになる。また新しいECUでの作業では、いくつかのドライバビリティの問題が発生している。今日はトラクションコントロールなしで初めてウェットコンディションを走ったけど、良かったよ。次のヘレスではクルマの改善を進めるために努力を続けるよ。」

チームのテストエンジニアであるスティーブ・クラークは、RA108をこのように評価した。

「RA108での、また2台のシャシーでの初の本格的なテストは、基本セットアップと信頼性のテストに集中した。RA108は、RA107とはかなり異なる空力特性を持つため、まだまだ多くのセットアップ作業を行わなければならない。シャシーセッティングを最適化するためには、これからのテストでかなりの時間を要するだろう。また、新しいECUに適合させるための作業もある。グリップの低い状況では明らかに良くなかった。ロングランでは一貫性を見せたが、1周の速さがなかった。次のヘレスのために基本作業はできたので、ヘレスではさらなるクルマの開発を進めるつもりだ。」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / ジェンソン・バトン / ホンダF1