2024年 F1イギリスGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想
2024年F1第12戦イギリスGP決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数と予想されるタイヤ戦略を公式タイヤサプライヤーのピレリが発表した。

ピレリは、シルバーストン・サーキットにC1(ハード)、C2(ミディアム)、C3(ソフト)というレンジで最も硬いコンパウンドをノミネートしている。決勝がドライな場合、2種類のコンパンドを使うことが義務付けられる。

決勝ではソフトがメインタイヤとなり、ソフトでスタートしてミディアムに交換する1ストップが最速の戦略と予想されている。第2スティントをハードで走る1ストップと、ミディアムからスタートするリバースストラテジーがオプションとなる。

2024F1 イギリスグランプリ2024年F1 イギリスGP


ソフトとミディアムのパフォーマンス差は3.92秒、ミディアムとハードの差は2.31秒となっている。

イギリスGP

マリオ・イゾラ(ピレリ モータースポーツディレクター)
「非常にエキサイティングな予選で、トップ3を3人のイギリス人ドライバーが占めるという、観客を喜ばせる結果となった。昨年の予選とほぼ同じコンディションで、タイムが約1秒短縮された。タイヤが2023年のシルバーストンで使用されるものと完全に同一であることを考えると、マシンの開発が1年ごとにどれだけ進歩したかを裏付けるものとなった。また、日中に大量の雨が降ったため、路面のグリップレベルが決して最高ではなかったことを考慮すると、マシンはさらに速かったのではないかと推測できる! 明日は、天候が最大の未知数となる。予報通り雨が降り、FP3のようにコースが終始ウェットの状態であれば、全チームがインターミディエイトとウェットタイヤの2種類のセットを用意して2ストップレースを行うだろう。しかし、ドライであれば、3種類のコンパウンドがすべて使用可能となるため、1ストップが最速となる。C3/C2戦略は、C3からC1に切り替えるよりも若干速い。一方、ソフトタイヤを使わない戦略はより柔軟性が高い」

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カテゴリー: F1 / F1イギリスGP / ピレリ