ブリヂストン
ブリヂストンは、第16戦F1日本GPから最終戦F1アブダビGPまでのタイヤ配分を発表した。

今シーズン限りでF1から撤退するブリヂストンが、最終戦アブダビGPまでに持ち込むタイヤを発表した。

10月10日に開催されるF1日本GPまでは昨年までと同じくソフトとハードのタイヤコンパウンドが持ち込まれる。

今年開催となるF1韓国GPでは、ハードとソフトのタイヤコンパウンドが持ち込まれることになった。

昨年はソフトとミディアムが持ち込まれたアブダビGPでは、ブラジルGPと同じスーパーソフトとミディアムに変更になった。

浜島裕英 (ブリヂストン MS・MCタイヤ開発本部フェロー)
「シーズン最後のアロケーションでもっとも興味深い点は、韓国にどのタイヤを持っていくかということです。新しいレースについては、これまでと同じようにFIA、サーキット、チームと緊密に連携して決定していますが、私たちはいろいろな情報のほかにも常に安全性を考慮しているため、韓国で初めて開催されるレース用のアロケーションは必然的に保守的なものになります。韓国用のタイヤはサーキットに向け出荷済みで、これから7週間後に現地で新しい施設を見られることを楽しみにしています。鈴鹿はタイヤの耐久性が試されるコースなのでハード側のハードとソフトを組み合わせ、一方のサンパウロとヤスマリーナにはソフト側のスーパーソフトとミディアムの組み合わせが適しています。ドイツGPが開催されたホッケンハイムではコンパウンド差を拡大してハードとスーパーソフトを組み合わせ、そのレースで得た教訓の評価も実施しましたが、今後のレースではそれぞれのコースの特性上ハードとスーパーソフトのアロケーションが登場する機会はありません」

2010年 F1 タイヤコンパウンド

第1戦 バーレーンGP スーパーソフト&ミディアム
第2戦 オーストラリアGP ソフト&ハード
第3戦 マレーシアGP ソフト&ハード
第4戦 中国GP ソフト&ハード
第5戦 スペインGP ソフト&ハード
第6戦 モナコGP スーパーソフト&ミディアム
第7戦 トルコGP ソフト&ハード
第8戦 カナダGP スーパーソフト&ミディアム
第9戦 ヨーロッパGP スパーソフト&ミディアム
第10戦 イギリスGP ソフト&ハード
第11戦 ドイツGP スーパーソフト&ハード
第12戦 ハンガリーGP スーパーソフト&ミディアム
第13戦 ベルギーGP ソフト&ハード
第14戦 イタリアGP ソフト&ハード
第15戦 シンガポールGP スーパソフト&ミディアム
第16戦 日本GP ソフト&ハード
第17戦 韓国GP ソフト&ハード
第18戦 ブラジルGP スーパーソフト&ミディアム
最終戦 アブダビGP スーパーソフト&ミディアム

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カテゴリー: F1 / ブリヂストン