F1 ブレンドン・ハートレー
トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1日本GPの予選でレースエンジニアがついて“嘘”がF1キャリアでのベストリザルトとなる6番グリッド獲得に貢献したと述べた。

トロロッソ・ホンダは、2015年にホンダがF1復帰してから初となる鈴鹿サーキットでの2台揃ってのQ3に進出を達成。“ベスト・オブ・ザ・レスト”の座はハースのロマン・グロージャンに奪われたものの、ブレンドン・ハートレーが6番グリッド、ピエール・ガスリーが7番グリッドを獲得した。

予選Q3では終盤に雨が降り、結果的に各ドライバーの1回目のアタックがグリッドを決定づけることになった。しかし、予選Q2の終盤にも雨が降り、序盤の路面コンディションは最適ではなかった。

ブレンドン・ハートレーは、彼のレースエンジニアを務めるピエール・ハメルンが、Q3の序盤にフォースインディア勢がQ2のタイムを更新していると拍車をかけ、路面が改善していると信じてアタック。だが、実際にはエステバン・オコンは0.5秒遅く、セルジオ・ペレスはクリーンなラップができていなかった。

「縁石がずっと濡れていたので、全てのセッションがトリッキーだったし、正確さが求められた」とブレンドン・ハートレーはコメント。

「Q3で僕のエンジニアが無線でフォースインディアがタイムを更新したと伝えてきた。『だから、路面は間違なくOKだ』とね」

「今、タイミングスクリーンを見て、彼が嘘をついていたことに気付いた。彼は第1セクターが乾いていて十分にグリップがあるという自信を僕に与えてくれたし、それは良いことだった。僕は彼のおとを完全に信頼しなければならなかったしね」

「チームは素晴らしい仕事をして正しいタイミングで僕たちをコースに出してくれたし、今日は誰もミスをしなかった。素晴らしかたよ」

ベストラップを記録した際に雨は降っていたかと質問されたブレンドン・ハートレーは「そうだね、バイザーに雨粒がついていた」とコメント。

「もちろん、Q2の最後も雨が降っていたし、スリックで出ていくことができないほどだった。だから、1回目のラップをスタートして、セクター1を自信を持って攻めるのはトリッキーだったし、自分自身にかなり言い聞かせて、チームを信頼した。もちろん、フォースインディアは速くなっていると伝えられていたしね」

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