F1 ブレンドン・ハートレー トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは、F1ドイツGPの決勝レースで10位入賞を果たし、アゼルバイジャン以来のポイント獲得した。

予選18番手のブレンドン・ハートレーは、ペナルティーによるグリッド降格車が出たことでスターティンググリッドが2つ繰り上がり、8列目16番手からのスタート。スタートにはソフトタイヤを選択した。

スタート、そして1周目は大きな混乱もなく過ぎ、ハートレーは18番手で走行を続けた。

20周前後から、タイヤ交換のためにピットインするマシンが出始め、ハートレーも28周を終えてピットイン。

終盤、雨が強くなり、52周目には、トップを走行していたマシンが雨でグリップを失いコースアウト。これによりセーフティカーが導入される。このタイミングで、ハートレーはピットインし、ウルトラソフトタイヤに交換。終盤の追い上げを狙う。このセーフティカーの間に、タイヤ交換を行うマシンが相次ぎ、セーフティカー先導が終了する57周目には、ハートレーは9番手までポジションを上げた。

残り10周となった終盤、激しい入賞争いが展開される。ハートレーは激しく追い上げてくる後続にパスされ、11番手でチェッカーフラッグを受けたが、前車にタイムペナルティーが科され、10位に繰り上がり入賞を果たした。

ブレンドン・ハートレーはアゼルバイジャンGP以来のポイント獲得。チームにとってもモナコGP以来5戦ぶりのポイントとなった。

「今日のレースにはとても満足している」とブレンドン・ハートレーはコメント。

「レース序盤はウィリアムズの後ろで苦戦したが、いいバトルをすることができた。固めのコンパウンドのタイヤを使用していたときのほうがマシンのペースはよく、終盤でウルトラソフトを履いたら逆に難しく感じた。グロージャンに抜かれてしまったのは悔しかったが、彼のほうが明らかにペースはよかったので仕方のない結果だったと思う」
「レース中は安全に走ることを優先し、雨が降り始めたときは一か八かコース上に留まることを選択した。コンディションが変わっていく中、チームと僕の間で密にコミュニケーションを取り、終盤ではその成果が現れたと思う」

「耐久レースでの経験を今回の作戦成功に役に立てることができ、その結果ポイントをチームに持ち帰ることができて本当にうれしいレースになった!」

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カテゴリー: F1 / ブレンドン・ハートレー / F1ドイツGP