F1 バルテリ・ボッタス ヌードカレンダーに込めた慈善活動への想い
バルテリ・ボッタスは、前立腺がんの研究と男性の健康への意識向上のための資金集めが、ヌードカレンダーを制作する主な理由だったと説明した。

ボッタスは最近、月ごとに異なるフィンランド人ドライバーの後ろ姿を掲載するヌードカレンダー『Bottass』を発表した。

このアイデアは、昨年、コロラド州アスペンで休暇を過ごしていたボッタスが裸で川を泳いでいるところを撮影した写真が好評だったことから生まれた。

この写真は最終的に慈善活動として多額の資金を集め、5,000人が印刷版を購入した結果、5万ユーロが集まったと報告されている。今年、ボッタスは物事をさらに一歩進めることを決意した。

親友のポール・リプケと共同で、ボッタスは8月の夏休みにアスペンに戻り、カレンダー用の写真集を制作した。

「昨年、アスペンで1枚の写真を発表したとき、かなり好評で、実際にかなりの資金が集まったんだ」とボッタスは語った。

「リプケとはいろいろなことをやっている。彼は良い友人であり、写真家だ」

「それでしカレンダーがいっぱいになったらと想像して、冗談を言い始めたんだ。そして、11月が近づき、モーベンバーマンスになると、実際に何か本当に本当に良いことができるのではないかと考え始め、『そうだ、やってみよう』と決心した。ただし慈善活動のためだ」

ボッタスは、ラスベガスGPに先立って木曜日に講演した際、『Bottass』カレンダーで「約6万ユーロ」が集まったと述べ、「本当に良い」ことをするというアイデアを実現することに成功した。当時の目標は10万ユーロに達することであり、すでに初版1万部が完売していた。

「モーメンバーは前立腺がんにかなり力を入れているし、ある意味で身近な人たちがそういう問題を抱えているのを僕は知っている」

「男性についても同様だと思う。モーメンバーのように男性の健康に焦点を当てることで、多くの人がある意味でそのようなことを口にすることを恐れていると思う」

「だから僕は、自分自身を見せ、模範を示そうと全力を尽くした。人間の体なんだから、恥ずかしがる必要はない」。

ボッタスは、カレンダーを制作した理由を多くの人に尋ねられたが、慈善活動の側面を説明すると簡単に納得してくれたと語った。

「母から『これは何?』というメッセージをもらったよ」とボッタスは笑顔で語った。

「彼女は英語があまりわからなくて、僕が投稿したビデオを見たんだ。彼女はかなり混乱していて、『本当にそれでいいのか?』といっていた。だから、チャリティーのことを説明したんだけど、問題なかったよ」

「すべてがポジティブだった。『なぜそんなことをしたのですか?』と人々に尋ねられることもあった。『なぜお尻を見せたいのか?』とかね。でも、僕が慈善活動の側面を説明すると、人々はなんとなく理解してくれた」

「そして、想像していただけると思いうけど、僕たちはそれを作り、写真を撮りながらとても楽しかった」

「月曜日にこのアートギャラリーが開かれたけど、ここに来た人たちは何が起こるか全く分かていなかった。そして、僕たちがすべてのプリントを段階的に見せ始めたとき、彼らはとても混乱していて、『ここで何が起こっているの?』という感じだった」

「でも、その後、彼らはそれが面白くて慈善活動であるというアイデアを理解してくれた。とても楽しかったよ」



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カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / アルファロメオF1チーム