バルテリ・ボッタス 「挽回のレースでフェラーリとマクラーレンは難敵」 F1アメリカGP
メルセデスF1のバルテリ・ボッタスは、PU交換ペナルティによって9番グリッドから巻き返しを図るF1アメリカGPで、フェラーリとマクラーレンは難敵として立ち塞がることになるだろうと考えている。

バルテリ・ボッタスは、土曜日の“乱雑”な最終ラップの後、4番手でしか予選を通過できず、6基目の新しいエンジンを投入したことによるグリッド降格ペナルティで9番グリッドから決勝をスタートする。

チームメイトのルイス・ハミルトンと2人のレッドブル・ホンダのドライバーによる上位での戦いに参加するには、ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)とマクラーレンの2台、フェラーリの2台をパスする必要がある。

チャンピオンシップで3位を争っているフェラーリとマクラーレンについて「彼らはオーバーテイクするのが最も簡単ではないマシンなのは確かだ」とバルテリ・ボッタスはコメント。

「昨日の感じでは追従するのはかなりトリッキーだった。でも、少なくとも2ストップレースになると思うので、その戦略には少なくとも2回のチャンスがある。決して何が起こるかは分からないし、チャンスはあるはずだ。」

バルテリ・ボッタスは、Q3の重要な最終ラップがプラン通りに進まなかったことを認める。

「もちろん、できるだけ上位を目指したけど、Q3の2回目の走行は僕にとって問題だった。最終セクターがかなり乱雑になってしまった。フロントロックとアンダーステアがあり、多くのタイムを失った。1回目のラップは半分はまずまずだったけど、セクター3がそれほど良くなかった。仕方ない。僕は9番手からスタートする」

また、レッドブル・ホンダのペースについて「昨日は大丈夫そうだったけど、驚くべきことはなにもないし、彼らは僕たちが一晩で見つけたよりも少し多くを見つけたと思う」とバルテリ・ボッタスはコメント。

「僕に関しては、クルマは昨日よりもはるかに感触は良かった。それでもレッドブルはパフォーマンスで大きな一歩を踏み出したし、今日は間違いなく優位に立っていた。それでも、レースペースに関しては、かなり似ていると思う」

2021年にこれまでに3回のグリッドペナルティを受けたバルテリ・ボッタスは、彼が残した2つのパワーユニットがシーズン終了に導いてことを願っていると語る。

「最近のレースでは何度もそうなったことは残念なことであり、明らかに非常に不運でもある。」とバルテリ・ボッタスは語った。

「少なくとも今は5グリッドペナルティに過ぎないけど、すべてのポイントで戦っているときは役に立たないし、事態はさらに難しくなる。でも、残りのシーズンは大丈夫で、ペナルティがないことを祈っている」

「僕たちはずっと問題があることは分かっている。少し異なるときもあるけど、ほとんど同じだ。適切な解決策はまだないけど、少なくとも僕がここで走らせているエンジンには問題は見られていない」

「そして、プールにあるもう1基はまだかなりフレッシュだし、問題なく動作している。したがって、これら2基のエンジンで最後までやり遂げることができることを願っている」

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カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / メルセデスF1 / F1アメリカGP