メルセデスF1のバルテリ・ボッタス 「ハミルトンのために減速しろという指示はなかった」 F1トルコGP 予選
バルテリ・ボッタスは、F1トルコGPの予選でメルセデスからルイス・ハミルトンのペナルティを制限するために最後のアタックで減速することを求められてはいなかったと語った。

ルイス・ハミルトンは、予選でトップタイムを記録したが、4基目のエンジンを投入したことで、11番グリッドに降格する。つまり、ポールポジションからスタートするのはチームメイトのバルテリ・ボッタスとなる。

バルテリ・ボッタスは、Q1の最初のアタックではルイス・ハミルトンを上回っていたが、最終アタックでは、最後のコーナーのシークエンスでタイムを失い、最終的にハミルトンから0.130秒遅れの2番手で予選を終えた。

バルテリ・ボッタスがトップで、ルイス・ハミルトンが2番手だった場合、ハミルトンは11番グリッドではなく、12番グリッドからスタートすることになっていた。

ルイス・ハミルトンを上回らないように減速するように指示があったかと質問されたバルテリ・ボッタスは「ノー。減速しろという指示はなかったし、間違いなくそうするつもりなかった」と答えた。

「最後のセクターでフロントエンドに少し苦労し始めて、ターン12と14でアンダーステアが出て、少しタイムが失われているように感じた」

「ラップの早い段階でタイヤを使ってしまったんだと思う。だから、完全にポールを目指していたのは確かだ」

バルテリ・ボッタスは、土曜日の朝の土砂降りの後、トラックが多くがまだ湿っているコンディションでの予選セッションの挑戦を楽しんだと語った。

「良いセッションだった。もちろん、チームとしての僕たちにとって、僕たちの状況とルイスのペナルティを考えれば、ある意味で理想的で完璧な結果だ」とバルテリ・ボッタスは説明した。

「セッション自体、Q1はコンディションに注意が必要だった。正直なところ、Q3の最後も、ウェットパッチがある場所はいくつかあったし、少し注意するか、それらの周りでベストな方法を見つける必要があった」

「でも、僕はそれを楽しんだ。それでもグリップレベルはそれなりだったし、週末の初めからセットアップに関してはかなり良いウィンドウに入っていたので、大規模な変更を加える必要はなかった。だから、それを楽しでいた」

バルテリ・ボッタスは、ポールポジションを勝利に変える決意を固めていると語る。最後のF1勝利は、1年以上前の2020年のF1ロシアGPとなっている。

「とてもモチベーションを高めている」とバルテリ・ボッタスは語った。

「今シーズンはまだ勝ってない。僕にとってこれは大きなモチベーションだ。でも、レースの特定のことに焦点を合わせる必要がある。段階的に焦点を合わせて、最高の結果を期待している」

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