バルテリ・ボッタス 「F1ワールドチャンピオン獲得は遠のいた」
メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1スペインGPで3位でフィニッシュしてルイス・ハミルトンとのポイント差がさらに広がったことで、F1ワールドチャンピオン獲得が再びの遠のいてしまったと認める。

F1スペインGPでは、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトンが圧倒的なパフォーマンスで今季4勝目を挙げた。一方、バルテリ・ボッタスはスタートで4番手に落ちたことが響き、3位でフィニッシュ。ルイス・ハミルトンとの差は43ポイントに広がった。

バルテリ・ボッタスは、精神的に対処するのは難しいと認める。

「最初の分析としては、とにかくスタートが悪かった」とバルテリ・ボッタスは語る。

「ラインからの蹴り出しが十分によくなかったと思うし、反応時間ももう少しうまくやれたかもしれない。必要なときに完璧なスタートができなかった。このトラックでは、後続の連中がトウを得ることができるけど、前にいれば得ることはできない。スタートが良くなければ、代償を払うことになる」

「もちろん、とてもがっかりしている。理想からかけ離れている。実際のポイント差は何の手掛かりにもならないが、大きすぎる。再び僕の手からチャンピオンシップがこぼれ落ちていくのがわかる。数日かけて、すべてを調べて、何が問題だったかを確認していく」

「もちろん、この時点ではかなり期待外れだ。でも、僕はいつだって立ち直れるし、スパでもいつものようにメンタルヘルスを保って、自分が持っているすべてを出し切るつもりだ。でも、今はでも今は、ここ以外のどこかに行きたい」

バルテリ・ボッタスは、マックス・フェルスタッペンに近づくこともできなかったが、レッドブル・ホンダのパフォーマンスは予想外ではなかったと語る。

「ペースの差がそれほど大きくないので、近づくことができなくてもあまり驚きではない」とバルテリ・ボッタスは言った。

「ここでは、追い越すには1.5秒くらいのペース差が必要だと思う。したがって、大きなタイヤデルタがなければ、それは新しいものではないし、かなり予想できたことだ。毎年ダウンフォースが増えると、追従するのがますます難しくなる。そのため、スタートでポジションを失うと、かなりの代償を払うことになる」

「最終的に、本当に何をすべきだったかについてはかなりの議論の余地があったと思うけど、ミディアムに交換したとしても、タイヤのデルタが足りなかったので、彼がミスなどをしない限りチャンスはなかったと思う」

「だから、チームは何か違うことをすることに決めたんだと思っている。それは良いアイデアだと思うけど、結局、ソフトは十分とは言えなかった。あまりそのタイヤをプッシュすることはできないし、オーバーヒートしていまう。でも、個人的に僕にあった主なチャンスはマックスがスットストップする直前だったと思う。何度かかなり近かったポイントがあったけど、僕たちはそれらを生かせなかった」

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カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / メルセデスF1