2024年F1ベルギーGP 金曜フリー走行:11番手以下 ドライバーコメント
2024年F1ベルギーGPの金曜フリー走行で11番手以下だったドライバーのコメント。

角田裕毅(RB)はパワーユニットを一新したことで決勝の最後尾スタートが決定。そのため、2回のプラクティスでは、決勝向けのロングランに焦点を当てた。チームメイトのダニエル・リカルドはFP2で14番手とショートランでペースを発揮することができなかった。

11番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「スパに戻ってくるのはいつも楽しい。素晴らしいトラックだし、ここでドライブするのはとても楽しい。2回のセッションで多くの周回を重ねた。クルマにいくつか異なることを試してみたが、そこから多くのことを学ぶだろう。明日は雨の予報なので、それ自体が新たな課題となる。予測不可能な状況でも最大限に活用できるよう、懸命に努力するつもりだ」

12番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「今日は多くの周回を重ねたので、今夜データを分析し、そこから何を学べるかを見極めたい。明日は予選で雨が降る可能性があるため、天候が急変した場合に備えて、決断を迅速に行わなければならない。今週末に向けて、今夜もベストなマシンセッティングを見つけるために努力する」

13番手:バルテリ・ボッタス(ザウバー)
「今日はとても勉強になる一日だった。このトラックは期待を裏切らない。ブダペストで導入した新パーツをさらにテストし、理解を深めることができた。スパは明らかに異なるコースだが、日曜日にマシンに何が必要かを明確に把握するために、さまざまな設定を試した。今日は2回のドライセッションを楽しんだが、明日の天気予報にはまだ疑問符が付いている。雨の予報もあり、スパでは珍しいことではない。いずれにせよ、今日はロングランを十分にこなすことができた。また、明日に向けて取り組むべき有益なデータを収集することができた。日曜日は依然として最優先事項であり、その頃には再び太陽が顔を出すはずなので、それに応じて車のセットアップを行う必要がある」

14番手:ダニエル・リカルド(RB)
「今日はドライコンディションで走れて良かった。トラックの一部が再舗装され、多くのコーナーでグリップが良くなっていて、とても気分が良い。今日は僕たちにとって本格的なテスト日だった。多くのことを試してみたが、午前中よりも午後のFP2の方が良かった。明日に向けては、あとコンマ数秒のタイム短縮が必要だが、雨が降るかもしれない。予選が唯一のウェットセッションだとすれば、グリップを見つけるための時間がほとんどない。これは僕たち全員にとって難しい課題だ。日曜日は晴れの予報なので、少なくとも今日の結果を踏まえれば安心できる」

15番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「スパ・フランコルシャンでレースを戦うのは、いつも複雑な気持ちになる。本当にユニークなサーキットだ。今日のフリープラクティスでもそうだったが、F1マシンをここで走らせるのが大好きだし、お気に入りのサーキットの1つだ。今週末はいくつかのアップグレードを行うので、それらを走らせて性能についてより深く理解することが重要だ。フリープラクティス1は良かったが、フリープラクティス2ではいくつかの小さな問題が発生した。おそらくそれが僕たちのパフォーマンスを隠してしまった。僕たちは多くのデータを分析し、他のマシンと比較する必要がある。明日もコース上での忙しい1日に備えて、再び臨むつもりだ」

2024年F1 ベルギーGP 金曜フリー走行

16番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)
「今日は難しい一日だった。クルマの感触が今ひとつで、満足のいく走りではなかった。今夜、データを分析して、もう少しバランスとパフォーマンスの調和が取れるスイートスポットを見つけなければならない。今日はいくつか学ぶところもあったので、明日、それらをまとめ上げてベストなパッケージを作り上げることが重要だ。予選の天候は日曜日とかなり異なる可能性があるので、セットアップとダウンフォースについて決断を下す必要がある。興味深い展開になりそうだ」

17番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「今日はマシンのフィーリングは良かった。FP1はすごく良かったが、実際のペースを反映しているわけではない。FP2ではタイムシートで順位が逆転したが、僕たちはその中間あたりだと思う。ミディアムタイヤで良いスティントを走れたが、ソフトタイヤに履き替えた後はトラフィックが多く、周りが混乱していた。改善すべき点はあるが、悪いポジションではないと思う。明日に向けては、セットアップとタイヤワーク次第ではQ3進出を狙えると思うが、様子を見よう」

18番手:ローガン・サージェント(ウィリアムズ)
今日は簡単な一日ではなかった。個人的には何かが欠けているような気がしていたが、FP2の終わり頃にはその原因が分かり始めていた。少なくとも良い方向に向かっているが、やるべきことはたくさんある。少しずつ改善し、マシンの状態をより良くしていく。明日はまだ難しい一日になりそうだ。雨の予報なので、今週末はまだ終わっていない。天候は新たな変化球を投げてくる。それが何をもたらすかはわからない」

19番手:周冠宇(ザウバー)
「今日はかなり難しい一日だったが、予定していたプログラムをこなし、バルテリが使用する新しいアップグレードと僕のパッケージを比較するための膨大なデータと情報を収集することができた。ペースを上げるためには、かなりの進歩が必要であることは明らかだ。トップ10、さらにはトップ15を争うのはかなり難しい。今、この瞬間、僕たちはグループの中で最後尾にいると思う。今は、データを分析し、ライバルに近づけるように、さらにコンマ数秒を縮めるために再編成する時だ。明日の天気がもたらすもの、それが僕たちのマシンのパフォーマンスにどのような影響を与えるか見てみよう。スパは常にサプライズを用意している。それが、自分のポジションを上げる助けになるかもしれない」

20番手:角田裕毅(RB)
「今日はいくつかのことを試してみて、明日改善したい分野がいくつかあります。新しいパワーユニットのエレメントを搭載したことで日曜日グリッドペナルティを受けるので、今週末はできる限りの成果を挙げることが重要になります。路面はところどころ新しい舗装が施され、とても滑らかでグリップも向上しました。良い改良だと思いますし、明日もさらに学んで最適なセットアップを見つけられる良い機会です。通常、僕たちは雨の中でもかなり良いパフォーマンスを発揮しますが、今週末は天候が不安定なため、新たな要素が加わることになります」

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カテゴリー: F1 / F1ベルギーGP / F1ドライバー