F1バーレーンGP統計:レッドブルのバーレーンでのフロントロー独占は初
2023年のF1バーレーンGPの予選は、非常にタイトな戦いとなり、レッドブルのマックス・フェルスタッペンがバーレーンでの2度目のポールポジションを獲得した。セルジオ・ペレスも2番手に続き、フロントローを独占したレッドブルにとっては良い夜となったが、サヒールの照明の下、他に誰が良い結果を残したのだろうか? 開幕戦の予選から Facts and Stats を見ていこう。

● レッドブルは2013年のアブダビGPとアメリカGP以来となる連続フロントローロックアウトを達成した。

● マックス・フェルスタッペンは、父親の51歳の誕生日にキャリア21回目のポールを獲得した。

● フェルスタッペンは、このサーキットで他どこよりも多くスタートを切っているが、過去に9回訪れても勝利がない。

● セルジオ・ペレスは、2020年にサヒールで優勝しているにもかかわらず、ここで初めてトップ3入りを果たした。

● レッドブルはこれまで、このサーキットでフロントローをロックアウトしたことがなかった。

● グリッドのトップ4は、2022年の最終戦のトップ4と同じである。

● 3番手にはシャルル・ルクレールが入ったが、これまでフロントロー以下からの優勝はない。

● 4番手にはカルロス・サインツ。このコースレイアウトでのレースはすべてトップ4以内からの勝利だった。

● フェルナンド・アロンソは5番手で、バーレーンでのハイブリッド時代における最高位を記録した。

● アロンソの5番手は、アストンマーティンのQ3における過去最高のパフォーマンス(2021年にスパでセバスチャン・ベッテルが記録した5位)に匹敵する。

● ジョージ・ラッセルは6番手で、2022年の最終戦と同じポジションでスタートする。

● ルイス・ハミルトンは7番手と後塵を拝し、2018年以来、バーレーンでチームメイトに予選で負けた。

● また、これは過去16回訪れたバーレーンでのキャリアで最悪の予選となった。

● ランス・ストロールは8番手でバーレーンでの過去最高のスタート。昨年は3回しかQ3に進出できなかった。

● エステバン・オコンは9番手スタートで、このサーキットで3回連続でQ3に進出できなかったことに終止符を打った。

● ニコ・ヒュルケンベルグは予選10位で、2年連続のQ3進出を果たした。

● マクラーレンは2台とも2年連続でQ3進出を果たせなかった。

● バルテリ・ボッタスは12番手、チームメイトは13番手で、2人の差はわずか0.030秒だった。

● この結果、ボッタスは10戦連続トップ6入りを果たしたが、その記録が途絶えてしまった。

● 角田裕毅はQ3進出を果たせなかったものの、ここでのこれまでの2回のスタートで入賞している。

● ランド・ノリスがQ2に進出できたのは、ローガン・サージェントよりも先にタイムを出し、2人が同じラップタイムを記録したからだ。

● オスカー・ピアストリは、昨シーズンのリカルドの予選結果(18番手)に匹敵。

● ピエール・ガスリーは過去に4回Q3に進出しているが、トラックリミットのためにラップタイムを抹消され、20番手となった。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1バーレーンGP